※性描写あり。チョロちゃんのケツ毛燃やし(物理)てますので、ご注意を!
 (ちなみに初描きでしかもアニメ数話しか見てない為、貸してもらった薄い本と支部の百科事典(←)で知識を仕入れるという邪道っぷりゆえ
  口調など色々とオカシイ箇所あるとは思いますが、目を瞑って頂けると幸いに存じます^^;






「チョッロまっつきゅーん!!!!」
「げ」

大好きなアイドルのライブイベントが終わっての帰り道すがら、いい歳した大人とは思えない軽やかさで
否、いっそ寒々しくすらある能天気な声で名前を呼ばれ、チョロ松はあからさまに顔を引き攣らせ振り返った。
赤いパーカー姿に咥えタバコで締まりのない顔の男が
ヒラヒラ片手を振りながら小走りに近づいて来るのが見え、思わずガックリと肩を落とす。
折角ほっこほこだった気分が、いっぺんに白けて台無しとなった。

「……天下の往来で大声出して呼ぶなって何度言ったら判るかなァ…
 脳の代わりに外れ馬券でも詰まってんの?くす玉みたいに景気よく割ってみようか?」
「死ぬ死ぬ、それはさすがに死んじゃう。
 だってさー、チョロちゃんてば歩くの速いンだもん、なっかなか追いつけないからもう叫ぶしかないじゃん?」
「じゃあ今度から追うな呼ぶな関るな。外では他人のフリして下さいお願いします」
「あーひっどー!何でそんな寂しい事言うの!お兄ちゃんショック!!!!」

とか何とか、全然これっぽっちもそんな事思ってなさそうに見えて
実は割と本気で喚き散らしている、THEめんどくさ男ぶっちぎりナンバーワン松野家長男おそ松へ
うんざりを通り越して憐れみすら覚える三男チョロ松である。
しかしながら、自身の長兄かつ恋人である事に変わりはなく
どんなに邪険にしてもめげずに構って構ってと寄って来るしつこさは
さながら動物のようでもあり、愛着が湧かない事もない。
チョロ松は小さく溜息をついて話題を変えてやった。

「そんな事より、こんなトコで何やってたワケおそ松兄さん。またパチンコで無駄打ち?」
「たっはー!言い方がよくないよチョロ松くぅん!寄付って言って!寄★付!
 いや〜今日も有り金ぜ〜んぶ溶か、、じゃなかった、お店の為に注ぎ込んで慈善活動しちゃったよ俺〜、立派だよねェ」
「黙れクズ」

前言撤回、どうしようもないゴク潰しだコイツは。
と侮蔑の目を向けたものの、自分とて同じ底辺ニートであるという揺ぎ無い事実にチョロ松は頭を抱えたくなり
さっさと就職して、思う存分このクズを罵ってやろうと改めて決意したところで

「どーしたのよ、ソレ」

おそ松の低い声が掛かる。
その人差し指と視線が向けられる先にはチョロ松の尻
正しくは、安物のチノパンツの右尻の少し下の辺り、そこが10センチほど破けていて
男にしては生っちろく柔らかそうなケツモモがちらちらと覗き見えていた。
どこかに引っ掛けて布地が裂けたのだろうか
チョロ松はすぐに思い当たるものがあり、唇をへの字に曲げて呟いた。

「あー…、たぶんさっきのにゃーちゃんのイベント会場でだと思う。結構混んでたからなー今日。
 まぁこんなのいちいち気にしてたらヲタ活動なんて出来な」
「俺が気にする」
「…は?」
「俺が気にするっつってンの」
「…ッ?!」

いきなり何を言い出すのかと、ハ型の眉尻を更に下げたチョロ松が口を開くより速く
おそ松の右手が万力のようなえげつなさで顎を捉えると共に
左手がチノパンツの破れ目へ伸びたかと思えば強引に潜り込み
イヤらしい手付きで肌をまさぐったあと、たるんだ肉をこねて押し上げる。
チョロ松は跳び上がった。

「ちょッ!?ここ、外…!!!!」
「ん?あー、そっか。今邪魔されたら兄ちゃん何するか判ンねーし、個室行こっか」
「?!」

ッそーじゃねーよ!!!!
という反論は恐ろしい右手に揉み消され、そのままズルズルと近所の公園の公衆トイレへ
それも宣言通り個室へと引き摺り込まれて鍵を閉められる。
チョロ松は必死に抵抗したものの、物販で買ったグッズ等が入った大事な荷物はふんだくられて隅に追いやられ
狭い空間のなか隙間なくピッタリと密着されては上手く抗えず
空振った足が薄い間仕切りに当たり鈍い音を立てた。

「ッ、おそ松兄さん…!いい加減にッ」
「なーチョロ松。ちょっと聞いてくンない?俺はさ、俺なりにお前の事が大好きでさ
 目の下にクマとかほっぺに吹き出物あったら寝不足なんかなーって気になるし
 いつも直してるアホ毛が立ってたら何でかなーって気になるし
 好物の焼き鳥あんま食ってなかったりトイレ長かったら腹の調子悪いのかなーって気になるし」

そこで一度言葉を区切り、短くなったタバコをトイレの壁へ磨り潰すように押し付け

「帰って来る時間が遅かったらめっちゃ心配になるし外で変な奴に目ェ付けられて襲われてねーかなって思うしいっつもイベントから帰って来るたんびにお前の服に他人の匂いが染みついてるとドコのクソ野郎の体臭かなって発狂しそうになるし…もうね、俺ってばチョロ松の事がなんもかんも気になって気になって仕方ないワケでして今までずっと我慢してきたけどイイ機会だからもうイベント行くのやめような?こんな美味しそうなケツモモ見て興奮したモブにチョロ松がもし掘られたらと思うと、もー兄ちゃん気が気じゃないし」

ね?と小首を傾げて一方的な意見と同意を促す身勝手さに
チョロ松はビキリと青筋を浮かべ、急沸騰する怒りのままにカッと口を開いた。

「ハァ?!にゃーちゃんのライブ行けねェとか生きてる意味ないわボケ!
 我儘もいい加減にしとけよクソ長男!!付き合い出したからって、ちょっと調子に乗ってない?!
 束縛系彼氏とか薄い本のネタかっつーの!そーゆー事言い出すなら今後一生無視するからな?!
 あーもーほんっっっとケツ毛燃えるわ!!!!」
「……ヘぇ?」

途端、スゥ…とおそ松の双眸が細くなり、口角が不気味に吊り上がる。
「しまった…!」とチョロ松は内心で舌を打ったが、もう遅い。
踏んではならない地雷に勢いで足を乗せたあげく蹴っ飛ばした。
然もありなん、おそ松は無視される事が大嫌いだ。
特に、チョロ松と兄弟を越えた関係になってからは、チョロ松にだけ、拗ねるだけでは終わらない。
具体的にどういう風になるかと言えば、ご覧の通りだ。
いつものヘラヘラとおちゃらけた様子は一転、刃物のように鋭く人でも殺せそうな雰囲気を纏い
その危うい剣呑ぶりたるや、ただごとではなく、チョロ松はゾッと背筋に寒いものを感じながら固唾を呑む。
こういう時、長男の威圧というものをいやでも感じざるを得ず
けれども本能的に逆らえないもので、これはさっさと謝ってしまった方がいいという警鐘がガンガンと鳴り響いた。
が、それと同時に、いいや言いなりになる必要はないんだという矜持も捨てきれず、両方が俄かにせめぎ合う。
そんな刹那の葛藤も、この豹変したおそ松の前では、瑣末な事だった。

「そーれ!」
「?!、いッ、づ…!なにす、、ッ!」
「え?さっきお前がケツ毛燃えるほど嫌だっていうからさ、先に俺が燃やしてやろーと思って。
 そしたらさ、もう嫌だって言えないだろ?」

語尾にハートでも付いていそうな薄ら寒い猫撫で声で囁いたおそ松に
力技で洋式のトイレにしがみ付くような形になるよう押さえ込まれた上
論理もへったくれもない謎の主張により、穴のあいたチノパンツをズルリと下着ごと引きずり下ろされた。
羞恥とか怒りよりも先に、サァァと血の気が引いていく。

(〜ッどうしてこうなるんだよ…!!)

長男のくだらない我儘を諦めさせる為に脅しをかけたつもりが、逆に脅し返されている。
そもそも、ケツ毛云々は言葉のアヤというもので、実際にチョロ松が嫌がるか否かにケツ毛は関係ない。
ゆえに本来ならば天秤にかけられるべきは『束縛』と『無視』である筈で
それがどっちに傾くかが重要なのだ。
一刻も早く説得して、思考回路が破綻しきっている兄の暴走をどうにか止めなければと思うものの
極度の焦りと、本当に尻の毛を燃やされるかも知れないという絶大な恐怖で、うまく言葉にならない。

「…あ、やめ…ッ!待っ……兄さ…!!」
「知ってるだろチョロ松ゥ、俺がヤる時はヤる奴だって」
「!!」

知っている、知っているからこそ
もうどうにも出来ないという諦念がさっきからジワジワ心身を侵食しているワケで…

「ッ…この、クズ!ゲス!悪魔…!!」
「ふはwww兄ちゃんね、お前にそーやって罵られると、スゲー興奮する」

負け犬の遠吠えよろしく涙目になって小学生の悪口みたいな恨み節を唸れば
ダメージを与えるどころか嬉々として変態じみた反応を返す長男に
「変態野郎!」と叫ぶチョロ松の悲鳴は果たして、煽り文句のほかならなかった。

「はーい、大人しくしましょーねぇチョロ松くーん。うっかり違うトコ炙って火傷したら大変だもんねェ?」
「ひ…?!」

まことにゲスい台詞を吐きながら、竦み上がる玉袋を冷たいライターの頭でグイグイと小突かれ
チョロ松は短く息を詰めて凍り付いた。
男であれば誰しもが、そこを掌握されては動けない。
小刻みに戦慄きながら無抵抗に尻を突き出すそんなチョロ松の様を至って満足げに眺めつつ
おそ松はどこにでもあるような使い捨てライターの着火ボタンを親指で押し込んだ。

カチッ!

その、聞き慣れた乾いた音に、まさしく火が点いたのだと、まざまざと思い知らされ
今や蒼白となったチョロ松の四肢の震えは、ガクガクブルブルと止まらない。

(、、う、あ、、恐い……恐い…ッ、…コワイ…!!)

拳を握って必死に耐え忍ぶチョロ松の早鐘を打つ心臓は、そして次の瞬間、跳ね上がった。
外気に晒される自身の尻に、不自然な熱源が近付いて来て、間近で止まったからだ。

(…ッ!……、…?……あれ?意外にダイジョー……、…あッ?!)

最初こそ、耐えられそうだった熱気は、瞬く間に耐えきれない程の灼熱を帯び
尻たぶを炙るその熱さたるや、冬に焚くストーブの比ではなく
ジリジリと薄皮を焼かれるような感覚さえ走り、猛烈に噴き上がった恐怖は、一気に爆発した。

「…っごめ、なさ…!兄さァ…ッ、ごめ、あッ、なさ…ヒィ!!」

恥も外聞もなくボロボロと泣きながら、情けのない声を喚き散らして許しを請う。
ちっぽけなプライドなぞ粉々に砕け散っていた。
とにかくやめて許して欲しい。
許してくれるなら何でもする。
嗚咽で何度もしゃくり上げながら、そう哀願するチョロ松の背後で
おそ松はニカッといつもの愛嬌たっぷりの笑みを浮かべると

「よしよし、良く言えました❤」

これまでの不機嫌さが嘘みたいな甘やかさで、労うようにチョロ松の頭を撫でつけてからライターの火を消した。
恐慌状態から突如として解放されたチョロ松は、暫し放心状態で、ゼェハァと荒い呼気を繰り返す。

「いやー、早めに折れてくれて助かったわー。
どこまでライジングするか見物だったけど、さすがに火傷させるのは酷だからさー」

おそ松は一人うんうんと頷いて、無造作にライターをポケットにしまう。
生意気な事を言うチョロ松に少しばかりお灸を据えてやるつもりでいたのだが
どうやら効果はテキメンだったようだ。
意識高い系はこれだから脆い。
「めでたしめでたし★」と爽やかに喜びつつ
それに全くそぐわぬ外道かくやといった笑みを浮かべ、さて仕上げに掛かる。

「俺も鬼じゃないからさ、お前になるべくならヒドイ事したかないけど、お前の出方一つで、力加減できなくなる」
「…あ、…う、、」
「まァ難しく考えなくたって、もう判るだろ?
 俺はお前に一番に愛されて常に一緒に居てくれればそれでいいワケよ。オーケー?」

トイレのタンクにしがみついたまま動けないチョロ松の片腕を引き剥がし注意を引くと
涙と鼻水と涎でグズグズになった顔がぼんやりと振り返り、こっくりと縦に揺れた。

「んふふ、かぁいいねチョロ松。大好き」

茫然自失同然なのをいい事に、半ば誘導尋問のように追い詰め、肯定させる。
これでいい。
自意識もといプライドが妙に高いチョロ松ゆえに、後で反故にすることもないだろう。
そんな悪辣なことを考えながら、おそ松はニヤニヤとした笑みのまましゃがみ込み
小刻みに戦慄くチョロ松の頼りない下半身をまじまじと眺める。
尻の毛が少しばかり縮れ焦げ、若干仄赤くなっている尻穴とその周辺に
ほんの悪戯心でフーッと息を吹きかけてやれば、ビクッ!と白い太腿が大袈裟に打ち震え
すこぶる興が乗り、舌を伸ばしてぬっとり舐め上げると、「ンひ…っ」と間抜けな声が聞こえた。

「よっし!いっちょヤッて帰りますか♪」
「…うぇ…?」

幸いなことに時間は持て余すほどある。何よりムラッと来た。
返事を待たずにチョロ松のむっちりとした尻を鷲掴んで割り拡げ、躊躇いもなくアナルを舐め濡らす。
ビクン!と戸惑い震え、うーうー唸るチョロ松のアナ具合はといえば
おそ松が夜な夜な隣りの布団から腕を突っ込み(皆にバレるのが怖いチョロ松は羞恥に震えつつも黙認する)
散々イジリまわしてやったおかげで軟らかく解れきっており
親指の両端を縁に引っ掛けると容易くめり込んで、左右へ力を加えると下品な音を立てて卑猥な口がパックリ開いた。
熟れしそうに艶やかな色を晒すイイ感じの肉に、堪らなくソソられる。

「あっは、スゲェおいしそう。俺もう我慢できないからねチョロ松。いっただっきまーす❤」
「はァ…ッう!!んぐ、っ、ぅう…!」

お行儀よく両手を合わせて高らかに唱えてから屈めていた腰を上げ
既に痛いぐらい膨張している自身の雄を取り出し力任せに突っ込むと
圧し潰された呻き声と共にチョロ松の背が音もなく反る。
その綺麗な湾曲を愛でつつ腰を引き寄せざまに強く穿てば
焼肉屋の旨いホルモンみたいに熱く弾力のある肉壁がおそ松を迎え入れ
「なにこれすごい」とうわ言のように呟きながら、一心にむしゃぶりついて腰を振り
それこそ獣みたいにガッついていると

「いっ、あっ、はひっ、ぅ、、ンにっ…にィ!」

いっぱいいっぱいの様子で悶えるチョロ松が言葉になりそこねた可愛らしい声を上げる。
それを難なく聞き取って正確に脳内で補完し
「んー?どしたー?」と酩酊の心地で上機嫌に返事をするも、特にこれといって文句や制止が続く事もなく
「ひっ、ひっ、あ…!」と切れ切れな嬌声が個室内に反響するだけだった。
普段からチョロ松は、どうしようもなくなったり困ったりした時、おそ松を頼るフシがある。「どうするの」と。
だから今も、自分じゃどうにも出来ないから、切羽詰まりながらも無意識に「兄さん」と呼んでしまったに違いない。

「〜ッ俺の弟が可愛すぎてツライ…!」

どうするもこうするも、ありったけ可愛がる以外の選択肢があるだろうか。いや無い。
そこから先、チョロ松の嬌声が一層激しく、そして延々続く事になったのは言うに及ばず……
ノリにノッたおそ松に散々愛され、もとい、好き勝手され
腰砕けのヘロヘロになって自力で歩けなくなったチョロ松を
おそ松が抱き支えて連れ帰り、何事かと目を剥く兄弟達へ

 

『イベント()でハッスルし過ぎて足腰立たなくなったチョロ松を助けてやった』

 

という苦しい言い訳をするハメになり
「…にゃーちゃんをダシに使うなんて最悪だ、顔向けできない…」と死んだ魚の目をして遠くを見るチョロ松へ
「え?どうせもう顔なんて見ないじゃん。イベント行かずにずっと兄ちゃんと居るって約束したろ?」と問題発言をブチかまし
その場に居た全員を凍らせる事になるのは、あとほんの少し先の話しだった。

 



【終】


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お目汚しスンマッセンっした…!!!!思ったより兄さんを鬼畜化できなかったしエロくもなかった反省orz
でも愛情は込めた!\mamiさんおめでとう!!/

2017/02/08  いた。

(2017/01/09)