※性描写あり。

 

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『Half Dragon:#11竜の半身』

 


織田との休戦から、三ヶ月あまりが過ぎようとしていた。
米沢城の近くという事もあり、かつての戦場に残っていた亡骸や武器の残骸等は一掃され
今は地に埋まった無数の鉄砲弾や折れた鏃を見つける他、名残りは殆どない。
まだ後片付けに手を付けていない頃は
敵味方の累々たる屍の山が築かれ(その半数以上は無縁仏となるだろう)
地面には数多に突き刺さった刀や槍があり、それがまるで卒塔婆のようだと云ったのは、果たして誰であったか。
兎に角、想像を絶する凄惨な有り様で、特に臭いが酷かった。
暫くは染み付いた死臭に、離れた処であっても鼻を曲げた程である。



「お加減はどうか?」
「上々だ」
「幸村様は?」
「右に同じく、頗る良いでござる」
「それは良かった」


米沢城が朱燐の間、診察を終えた吉野の問いに、伊達と幸村は揃って笑みを浮かべてみせた。
この三月の間に、人並外れた回復を見せた二人は
既に傷も塞がったばかりか、まだ吉野の許しもないのに
こっそり隠れて鍛錬もしている。
よくもまぁ末恐ろしいというべきか、喜ばしいというべきか
どちらにせよ根っからの武人だと、舌を巻いたのは吉野だけではない。
片倉含め、多くの家臣達が感嘆と共に、大きな安堵を覚えた。
一時はどうなることかと、かなり気を揉んでいたのだ。
片腕のない城主と、腹に穴の開いた幸村と
この奥州を担う二人が、命を取り留めたとは云え
よもや満身創痍で世捨て人にでもなりはしないか、これから国の行く末はどうなるのか、と。
それが杞憂に終わり、まずは何よりである。


「この先、もう戦は懲りごりですぞ。それから、もっとご自愛なさい」
「Ah〜、耳が痛ェ」


それはもうタコが出来る程聞いたと、伊達は小指を耳に突っ込み
幸村はそれを見て小さく哂った。
この男がそう易々と戦をやめるものか、人一倍に野心家なのは良く知っている。
なればこそ、今はまだ、然るべき時ではない。


「…心配すんなよ。進軍はしねェ。敵襲があれば応戦はするがな」


同じ事を考えていたのか、伊達は優しげに幸村の頬を左手で撫で、囁く。
幸村はそっと目を閉じ、心の内で「次の戦では、否、何時いかなる時も、共に必ず…」と
三月前のあの日に泣き伏せ後悔した夜に、己自身に誓った覚悟を復唱した。
然もあらん、何時、何処で、何が起こるのか、予見できる筈もなし
常に傍に居ることができればまだしも、離れて居ては当然、何の手を打つ事もできず
実際、知らぬ間に一番大切な者の片腕を失うなどと云う、度し難い事が起きたのだ。
己の負傷にかまけて足手纏いを懸念し
もしや人質に取られ伊達を失うかも知れぬ恐怖を危惧した結果が、それだ。
何としても、腹の傷が開いてでも、共に出陣すべきだったと、今更悔やんでも悔やみ切れぬ。
全て臆病であった己の所為だと咎め立てし続け
また同じような事が起きてなるかと、幸村はこの三ヶ月、伊達の左腕を掴んで放さなかった。
少なくとも腕を掴んでいる間は、同じ時間、同じ場所に存在でき
己の目で無事を確認し続ける事が出来る。
それしか安堵を得る術はなかったのだ。


「政宗殿…」
「…ん?」
「幸村の手を、決して放さないで下され…」
「OK…お前も、放すンじゃねーぞ」
「無論にござる」


互いに見つめ、誓いのように唇を寄せ合い
軽く触れた次には、深く舌が絡まる。
伊達は幸村の手を掴んだまま、器用に畳へと組み敷いて覆い被さり。

吉野は邪魔せぬよう、そっと朱燐の間から廊下へと辞すると、静かに襖を閉じた。

 

―――――――――――

 

更に二ヶ月が過ぎ、季節が移り変わった頃、恐れていたことが起こる。
自国内の反乱だ。
休戦から半年も近く、軍備も十分復旧しただろうに
中々動こうとしない伊達に焦れていた一部の侍と
それを唆した降伏国の小物大名が、徒党を組んで襲い掛かって来たのだ。
その時、真っ先に動いたのは、他の誰があろう、幸村と伊達の二人である。
傷が完治して間もないのに、何を馬鹿なと家臣達は止めたが
それはすぐにも驚愕と歓喜に取って代わる。
僅か三日をかけ、たった二人で内乱を鎮圧したからだ。
まるで信じられないと、皆こぞって持て囃し
片倉なぞは何故そんな無茶をしたのかという一喝と
よくぞ無事で成し遂げられたという感服で、いつもの小言の一つも云えなかった。
何しろ、二人の戦い方が、凄い。
この半年足らずの間に、一体どれだけの鍛錬を積んだのか
腱の切れた右足を満足に使えない幸村が体勢を崩す前に、伊達が素早く背で支え
右腕のない伊達が攻撃を望む処に、幸村の槍の一撃がある。
臆せず敵の只中に躍り出て、一心同体に技を繰り出し進撃する様は、感嘆の一言に尽きた。
息がピッタリと合っている分、以前よりも覇気と勢威が増して、いっそ近付き難いものがあり
要するに、助太刀する隙が無かったのである。否、必要すら無かったのだ。



「やれめでたい!宴だ宴だ!」


そうして完全に復活を遂げた二人を祝えとばかりに、米沢城では連日酒盛が催され
これで漸く、奥州に垂れ込めていた暗雲は綺麗さっぱり吹き飛ぶ事となる。
皆一様に、半年間に積もり積もった鬱屈を晴らせと
無礼講だと騒ぎながら、役職・位に関係なく酒を呑み交わした。
その様子を、一段高くなった上座から見下ろす伊達と幸村は
互いに寄り添い、膝元で手を重ね、指をしっかりと絡め合っていた。
まさか其処へ侍りに来ようなどと云う侍女の野暮もなく
幸村は伊達の為に、空いた左手で酌をしたり、肴を抓んでやったりしていた。
今更それを見咎める者は居らず、それに酒の席とあっては誰も気にしない。
寧ろ仲睦まじいと、囃し立てる者が多く、それでも幸村は繋いだ手を放しはしなかった。
陣中は別としても、それ以外では絶対に手を放さぬつもりでいる。
伊達の方も、左手の力が緩むことはない。
まるで童のようだと思うが、こうしている事が既に城内では普遍になりつつあった。
この間なぞ、雪隠(せっちん)に向かう伊達にそのまま幸村もついて行き
用を足すその横で、伊達の着物の袖をずっと掴んで放さなかったのだ。
そしてそれを払うでもなく、させるが儘にさせている伊達の、満足そうな顔と云ったらない。
己に縋る幸村が可愛くて仕方ないのだ。


「…そろそろ酒宴も飽きたな」
「朱燐の間へ…?」
「ん、行くか」


宴も酣というのに、つまらなそうに零した伊達に気付いた幸村が
察して静かに問い掛けると、頷いた男が席を立つので、徳利を持ってその後ろに続く。
てんやわんやに盛り上がる家臣達を残し、二人は広間を抜け出すと
誰の邪魔も入らぬ朱燐の間へと移動した。


「Ah−、やっと落ち着けるぜ」
「此処で呑み直すのでござろう?」
「of course…。お、気が利くじゃねェか」


どっかりと胡坐をかいた伊達に、すかさず幸村は広間より失敬して来た徳利を見せ
杯はと朱燐の間にある違い棚を漁れば、美しい朱塗りのそれがあったので
これはちょうど良いと持って来て、早速に酌をする。
その所作は、もう手馴れたもので、なみなみと注いだ杯を伊達の口許へ零さず運ぶ。
空になった杯に次を足す頃合いもちょうど良い。
下手な侍女に酌をさせるより、よっぽど具合がいいので
伊達の機嫌と興も殊更に良くなるというものだ。


「幸村、アンタも呑めよ」
「いえ、某のことは気になさらず…」
「そうは行くか」


何を遠慮する必要がある、と杯を呷り幸村の共衿を掴んで引き寄せ
口付け様に含んでいた酒を送り込む伊達は
上戸とはいえ、多少酔っている。


「…っん、…ゲホッ、」
「なんだ、アンタ下戸か」


注ぎ込まれた苦さに、堪らず咳き込む幸村は、図星を指され顔を赤くした。
元服前の子供でもあるまいし、この歳になっても尚
酒が呑めぬという事を、武田の頃より何度も揶揄われていたので
意地の悪い伊達には、特に知られたくなかった。
絶対に散々揶揄った挙句に、面白半分に酒をしこたま呑ませて来るに違いない。
果たして、目の前の隻眼が、悪戯っぽく光る。


「酒は男の嗜みだろ?ちゃんと呑めるようにならねェとな」
「…やめっ、……んぅ…ッ、ぅ…」


嫌がる幸村の項を引き寄せ、再度酒を口移しした伊達は
愉しくて堪らないという笑みを浮かべ、更に新しい酒を口に含む。
続けて二度も三度も酒を呑む破目になった幸村は
胃袋を中心に沸々と湧き上がってくる熱に眉を顰め、口一杯に広がる苦味を耐えた。
されど、徳利が到頭空になる頃には、その顔は見事に仄赤く上気し
五臓六腑と云わず、全身からカッカと熱く火照る気怠さによってか
正座していた足を崩して伊達の方へ身を凭れ掛けさせ
トロンと据わった双眸は濡れている。
少し乱れた呼気を繰り返す、僅かに開いた唇からチラリと覗く舌先は
まるで誘っているようにも見えた。


「So cute…」


容易く酔っ払ってしまった幸村に、愛しげに囁いた伊達は
柔らかな耳朶を食みながら、ゆっくりと着物の裾から手を差し入れる。
スルスルとしなやかな太腿に触れると、存外熱い。
そのまま奥の下帯に包まれた牡に手を伸ばし、ゆるく揉み込むと
小さく幸村が咽喉を鳴らした。
同時に、ほんの少し、股が開く。
口角を上げた伊達は、器用に片手で下帯を解き抜いて
露わになった幸村の牡に指を絡めた。


「…ふ、……ぅ…、、っ」
「酔ってると勃たねェって云うが、アンタはどうだろうな」
「、んっ…、ん……ッ…」


確かめるように、伊達に巧みに扱き上げられ
幸村は鼻に掛かった甘ったるい声を出し、僅かに身悶える。
暫くもしない内に、幸村の牡は着物を押し上げ、しっかりと勃起した。


「Uh-huh…さすがはアンタだ」
「…は、…ン…ッ、、」
「もっとよく見せてくれよ…」


云いながら、幸村を畳に横たえ、帯紐を解いて着物を左右に肌蹴させた伊達は
行灯の明りに惜し気もなく照らされる裸体の隅々までを眺める。
滑らかな肌に浮かぶ汗や、しとどに先走りを垂らす牡
適度な肉付きの筋肉から果ては爪の形まで、満足行くまで一通り。
途中、戯れに天を向く牡や、プツと凝った乳先に触れてやると
幸村が微かに眉を寄せ、悩ましい表情をして吐息を零す。
最後に、消えることなく腹に残る大きな傷跡へ、ゆっくりと指を這わせると
ピクリと幸村の躯が跳ねた。


「…すまなかったな」
「……何を、謝ることが…詫びねばならぬのは、幸村の方にござる…」


そもそも、これは伊達の所為ではない。
云わば幸村の自業自得だ。
されど、伊達の腕は違う。
これは幸村ただ一人の所為だ。


「…この幸村の腕を、政宗殿に差し出せれば、どんなにいいか…」
「Shut up…それ以上云うな。それに、オレの腕の代わりは、十分オマエがやってくれてる」
「幸村は、政宗殿の半身にござる故…」


この命尽きるまで共に立ち、この力ある限り共に戦い
この心死する時まで共に在りなん。
今此処で、こうしてこの身を好きにできるのも、この世にただ一人だけだと
抵抗なく四肢を投げ出し、真っ直ぐに此方から瞳を逸らさぬ幸村に、伊達は息を呑んで欲情した。


「とんだ殺し文句だぜ…ッ」
「、ぁ…!」


もう辛抱できないと、窮屈な下帯から己の昂った牡を掴み出し
幸村の足を膝先で押し広げ、目に入った小さな菊座に性急に捩じり込む。
俄かに幸村の躯が強張り、短く声が上がったが
すぐに余計な力は抜け、クタリと弛緩。
常ならば伊達を汲々と締め付ける肉襞の逼迫もなく、まるで事後のように中は熱く蕩けている。
これは堪らないと、伊達は大きく腰を動かした。


「あっ、…ぁッ、……んん…っ」
「…クッ、」


いつもより濃厚に纏わりつく柔肉を存分に穿ち
その度にドロリとした蜜のような嬌声を漏らす幸村の片足を押し上げ
更に深く交わらんとて腰を揺すると、ヌプヌプと卑猥な音が繋がった部分より発せられる。
幸村はそれに気付いて居るのか居ないのか
恐らく後者であろう、躯の下敷きになっている己の着物をゆるく掴みつつ
熱に浮かされたように頬を紅潮させ、淫らに喘ぐ。
閉じる事のない口許からは、透明な唾液が厭らしく顎を伝った。


「っん!、ん…!……ハァッ…ぁ…っ!」
「幸村…ッ」
「…ぅ、あぁっっ」


語気荒く呻いた伊達は、一層強く幸村を貫くと
短く息を詰め、勢い良く吐精する。
殆ど同時に幸村も達し、腰を小刻みに震わせると、満足したのか気が抜けたのか
それとも到頭力尽きたのか、そのまま眠るように意識を失った。
伊達はぐったりと動かなくなった幸村の頬を撫で


「アンタの為なら、オレは何だってする…」


静かに呟いた言葉に、勿論応えはない。
しかし、それを聞いた時の幸村の反応なぞ、容易に想像がつく。


―――その言葉、そっくりそのまま、お返し致す。


きっとこう云うに違いない。
伊達は小さく一つ哂った。


 

――――――――――――

 



「政宗様」


翌朝、襖の外から声が掛かった。片倉だ。
入れと伊達が答えると、静かに襖が開く。


「朝議は、どうなされます」
「出る。幸村、」


呼ばれた幸村は頷いて立ち上がり、伊達と共に広間へと向かった。



「で?」


上座に腰を下ろすなり、短く切り出した城主に
集まっていた家臣の面々は頭を下げ、早速片倉が口を開く。


「かねてから盟の密書を送り続けていた土州(土佐)ですが」
「やっと折れたか」
「…いえ、こんな物を」
「ん?」


差し出された紙切れを受け取り開くと、殴り書きで「おととい来やがれ」とある。
つまりは決裂だ。


「和睦は無理か」
「はい。織田と手を組まれては、少々やっかいです」
「…ま、大丈夫だろ。あそこの大将は融通無碍な上に頑固野郎だ」


その内魔王に喧嘩売りに行くだろうよ、と肩を軽く竦めて見せた伊達は
次の議題を無言で催促した。
片倉は頷くと、一枚の大きな図を持ち出し、中央に広げる。
今現在の奥州領、各地の勢力図だ。
織田領より東は全て奥州領、織田領を挟むように大阪には盟約を結んだ豊臣
他は四国、中国、九州と、何処にも膝を屈せぬ独自勢力が残る。
このように西は豊臣以外、盟約の誘いを手酷く断られた処ばかりだ。


「挟撃するか…」


ポツリと呟いた伊達は、図の上に置かれた自軍の駒の内の一つを
扇子の先でツイと西に進め、四国や九州に置かれていた敵駒を転がす。


「まずは大阪の豊臣と合流し、毛利を討つ。その後は九州。
 西を大体制圧したら、西の連合軍と東の奥州軍で織田を挟む」
「しかし、それでは織田領の只中を通る事になりますれば、大軍をみすみす見逃す筈がございません」
「Ha?誰が大軍を率いて西へ遠征するっつったよ?行くのはオレと幸村の二人だ」
「……は?」


一瞬、広間に居た全員がポカンと口を開けた。
一国の主が幸村の他に供も兵も連れず敵地を越えて行くなど、常識外れも甚だしい。
確かに、たった二人ならば、敵の目に見つかる事無く西へも行けようが
もし途中で何ぞあればどうするのだ。
先だって自国の内乱を二人掛かりで片付けてしまったとは云え
此度もそのように上手く行くとは限るまい。
家臣達は頼むからこれ以上の無茶無謀はやめてくれと止めたが、伊達の決意は固く
結局、押し切られる形となり、僅か三日後、伊達と幸村は奥州を発った。

 

無事、豊臣軍に合流した伊達と幸村は、すぐに兵を率いて毛利を攻めた。
しかも、豊臣の兵ばかりに頼らず、二人して陣入り乱れる戦線に赴き
自ら先駆け、誰よりも多く赫々たる戦果を上げたという。
先の内乱鎮圧の時のように、互いの足りない部分を過不足なく補い合い
二人一対、一心同体の攻防、進撃、そして決着。
その戦い振りから、幸村には竜の逆鱗という呼名ともう一つ
竜の半身という通り名ができた。
元より、単騎での魁の功名が多い幸村が
独眼竜を守るように終始共闘する様は、かつての戦場では予想もつかぬ事であり
以前あった青臭さと未熟さが消え、代わりに落ち着きが備わった所為か、尚のこと目を瞠るものがある。
あれだけ猪突猛進という言葉が良く似合う程には血気盛んに勇んでいた者が、よくもこれだけ変貌したものだと
俄かには信じ難く、敵味方によらず驚嘆と畏怖の声を唸らせるに及ぶには十分であった。
加えて云うなら、陣中であらずとも、常に竜の傍を離れぬという尽忠振りは
まこと、その半身と呼ぶに違わぬだろう。

斯くて、西勢力制圧戦は始まった。

 

 

―――それから二年の月日が流れ、山粧(よそお)う、秋。

終に大国、奥州が動いた。
その軍勢凡そ3万。
西の連合軍2万と共に、包囲するは安土城。
城攻め決行を目前に、巨兵を束ねるのは云わずと知れた、伊達と幸村の二人である。
凛然とした後姿に、兵達の士気の高揚も一入(ひとしお)であり
轟く雄叫びはまるで嵐のように、わんわんと周囲を震わせた。
漸く、漸くだ。
魔王との再戦に漕ぎ着けるまで、二年も費やした。
されど、あの日とは決定的に何もかもが違う。
戦場の空気も、士気も、自らの心持ち、果ては運までも、全てが好転しているような気がした。
伊達はゆっくりと隻眼を眇め、隣を見遣る。
何より、己の片割れが共に在るのだ、何をも恐れる物はなし。


「…行くか、幸村」
「御意のままに」


ニヤリと笑みを浮かべ、二人同時に一歩を踏み出した。

 

 

 

【終】


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あとがき

終に完結致しました…!な、長かったorz
無事、幸村が竜の半身となりまして、嬉しい限りです。
(もう、最初の辺の鬼畜さはどこへ行ったか判りません。途中から甘すぎて砂吐きながら書いてましたよ)

――最後まで読んで下さり、誠にありがとうございました!

2010/01/17

いた。