※流血・暴力的表現、性描写あり(三幸)。ご注意を

 

 

『Half Dragon:第二章#5 黙約』

 


「ッ!?三成殿…?何を!!?」


短期決着した戦の後、手荒く腕を引かれて城へ戻った幸村は
信じられない光景を目の当たりにして、叫んだ。
主の帰城を出迎えに来た侍女と家臣の頭が突如、高く宙を舞い落下
地面の上を数度跳ね、毬か何かの如く何処ぞへ転がって行ったのだ。
いつの間に抜刀したのか、前に立つ三成が握る刀から、ポタリと鮮血の滴が落ち
寸後、くずおれた亡骸の首の切口から、ブシと間欠泉のように勢い良く血飛沫が迸る。
三成が纏めて数人の首を刎ねたのだ。
一体いきなりどうしたのだと、惨い仕打ちにうろたえる幸村だったが
俄か、決して消える事の無い過去の忌まわしき記憶が脳内へと一気に押し寄せ、現状と混同。
転がる首が、どれもこれもお館様にしか見えず
猛烈な嘔吐感と共に呼吸が止まり、全身が金縛りに遭ったかのように凍りついて
顔色は血の気が引き一瞬で蒼白となり、滲む脂汗が幾筋も背や頬を伝った。
その尋常でない幸村の様子に気付いたか、ゆっくりと振り返った三成は
音も無く凶刀を鞘へと収めると、遅れて到着した大谷へと一瞥を寄越して無造作に投げ預けた後
棒のように立ち尽くす幸村の腕を再び掴んで城内へと消える。
しかと刀を受け取った大谷はと云えば、周囲の惨状を見るなり深く溜息をつき、こう溢した。


「…やれやれ、相も変わらず酷い癇癪よの…」


昔から三成は、普段感情の起伏が乏しく表情にも変化が見られない分
ひとたび気褄を害したり激怒すると、全く豹変し、もう手が付けられなくなる。
(判りやすい例が、仇敵家康が絡んだ時などだ)
しかし、折角あの東の竜を追い返したというのに、何がそんなに気に入らなかったのであろうか…
その理由を訊くのは今暫くの後、あやつの機嫌が元に戻ってからだと
大谷は引き摺って行かれた幸村がどうなるのか気になりつつも、敢えて三成の後は追わなかった。

 



「跪いて頭を垂れろ」


座敷へ放り込まれて開口一番、厳しく命じられる。
いまだ混乱落ち着かぬ幸村は、殆ど無意識の内にその言葉に従って膝をつき、項垂れる。
さっきからブルブルと指先の震えが止まらない。


「…何だそのざまは」
「ッ」


鋭い声が降り注ぎ、顎先を掬われた幸村は小さく息をのみ
真っ青な唇を微かに戦慄かせるも、声を発するには至らない。
いつもは強い意志を燈している栗色の眸も、三成の方を向いてはいるが
果たして認識しているかどうか定かではなく、虚ろだ。
それを見て取った三成は深く眉間に皺を寄せ


「どうした…私の目を見ろ。誅罰されたいか?」
「、あ…っ…」


剣呑な科白と共に、幸村の首を片手で掴み力を込め、射抜くような眼光で睨み下す。
気に入らない。何もかもが苛つく。
あの戦で、幸村と伊達が対峙した時から。否、正しくは幸村が伊達の手を取ろうとした瞬間から。

(……そうだ…あれは……)

無言でキリリと更に力を加えつつ、脳裏に情景を思い出すと無性に血が上り
幸村の頬を反対の手で音がするほど強く張ると、漸く正気に戻ったか
短く声を洩らした幸村の双眸の焦点がはっきりと三成を捉え、僅かに表情が苦しげに歪む。
然り、首への圧迫は止まる事なく強まるばかりだ。
しかし幸村が喘ぎながらも訴えた言葉は、予想に反した。


「さ、先程は…なに、ゆえ…っぅ…あのような…!あまりに、酷い…っ」
「…黙れ。私がする事にいちいち文句を垂れるな」


気に喰わねば斬首する。それが敵であろうとなかろうと。
これまでとてそうして来たのだから、これからもそうだ。
だが今はそんな事より、


「貴様が私を正す?フン、嗤わせるな。 私が貴様を誡めてやろう」
「…?何を、申されて……」
「覚えておけ、裏切りは万死に値する」
「つッ?!ぐあッッ」


三成は冷徹な声音で断言し、直後、右手で幸村の側頭を捕らえると
腕力にモノを云わせ、傍の支柱へ恐ろしい勢いで叩き付けた。
ガツ!としたたかに頭部を痛打し、奔った激痛と衝撃に声を上げたのと同時
幸村の視界はぐにゃりと歪み、軽い脳震盪でも起こしたか、平衡感覚も崩れ躯が傾ぐ。
完全な無防備だ。
続けて、息つく間もなく其の場へ引き倒されてはなす術無く
殆ど毟り取るように乱暴に身包みを剥がされ
しかしそんな唐突な三成の横暴よりも、まず、先の科白に思う処あり
漸く視界と感覚を取り戻した幸村は、すぐさま吼えた。


「っ一体…、どういう…!某が三成殿を裏切る事など、、決して…!!」
「とぼけるな」


私が止めなければ、貴様はあの男の手を取っていた。
と憎々しげに吐き捨てられ、幸村はビクリと硬直した。
頭へ浮かんだのは隻眼隻腕の男だ。
自分でも、どうしてあんなにも心乱れ、フラフラとあの左手を甘受しようとしたのか判らない。
「裏切る」などと、そんなつもりは毛頭なかったとは云え
客観的に見ればそう捉えられても可笑しくはない状況だった。
とは申せ、幸村がまこと左様な愚かしい行為、もっというなら
己の存在意義を覆すような真似をする筈がない。
三成ありきの幸村である。
それを理解しておらぬ三成でもあるまいに、何故そんなにも激昂するのか…
否、そもそも不用意な行動を取った己の方に非があるのは事実である。
ただ、でも、これだけは判って欲しい。


「、、申し訳、ござらん……されど、前に誓った通り、この幸村は常に三成殿と共に…!」
「…どんな弁明も通用するものか。貴様に情状酌量の余地は無い」
「ッ…み、三成殿…! あ、ぐっ!」


全身全霊での訴えを酷薄に一蹴した三成は
それ以上の御託は許さないとばかりに、結紐を猿轡代わりに噛ませ頭の後ろ側で括ると
批難を込めた眸を向ける幸村を黙殺し、無遠慮に両膝を掴み割って体重を掛けると
早くも怒張した牡を慣らさぬ菊座へ強引に捩じり込む。


「…っんぐ、ぅ…!ふっ、、ふ…、ぅう、、」


傷こそ負わなかったものの、その早急さに心と躯がついて行けない。
浅く不規則な呼気を何度も繰り返しながら、幸村は体内の圧迫感と現状を何とか受け止めようとするが
元凶の男は知った事かと容赦なく腰を押し進め、勝手に全てを収めきる。
目を見開き、大きく仰け反った幸村の膝が小刻みに震え
離さぬ其れを更に左右へと押し開いた三成は続けて、馴染む暇も与えず腰を動かす。


「っん、ン…ッ、…う…っっんぅ…!」


つい先程の無体な暴力といい、有無を云わせぬ様といい
こんなにも手荒にされるのはいつぶりだろうかと、幸村は口に廻る紐を喰いしめ
しかし抵抗らしい抵抗はせず、ガクガクと激しく揺すられながら
覆い被さる男へと手を伸ばせば、触れる前に掴み取られ


「…この五指、私が斬り落としてやろうか…?」


空恐ろしい事を囁かれた。
其れが脅しではなく本気なのだと、冷鋭な目を見れば判る。
今回の戦での一件は未遂であったが
今後は「裏切る」という間違いが起こる事自体を許さないと云いたいのか
何にせよ、そこまでしてでもこの身を手放したくないということで
左様にも強く想われているのはこの上なく嬉しいものの
指が落ち槍を握れなくなっては、共に戦場に立つ事が出来ない。
それは嫌だ、後生だからやめて下されと
言葉を封じられた身ながら必死に反意を示すべく首を横に振ると、嗤みを湛えた三成はこう云った。


「ならば、次にあの男に会った時、必ず首を刎ねて私に差し出せ」
「…!!」
「それが出来ないなら…」


そこで区切り、薄い唇から舌を覗かせると
幸村の手の甲、親指から小指までの指の付け根を、順に思わせ振りにゆっくりと舌先で横断。
その一見して厭らしい行為の比喩する意味が嫌でも判り、幸村はゾクリと背を震わせ
云うとおりにするという意思を込め、しっかりと頷いて見せた。
すると三成は不意に身を乗り出すように深く覆い被さり、


「…たがえるなよ?必ず果たせ…」
「っ、、ん…」


低く囁いて、口を塞ぐ猿轡を噛んで引っ張り外し、自由になった唇へと口付ける。
受け入れ深く絡んだ舌と唾液の温度に幸村が僅かに身震いすると
徐に唇を離した三成が「しがみついていろ」と命じるので
その通りにすると、背に腕を廻された次の瞬間、いきなり抱きかかえられ
繋がったまま立ち上がった男に壁際へと連れて行かれた。
どうするのかと身を硬くしつつ、首へ廻した腕と腰へ絡めた脚に力を込めれば
冷たい板張りの壁に背を押し付けられ、支えるように下から臀を鷲掴まれたかと思うと


「、あ!っ、、あ…ぁッッ」


ユサユサと突き上げるように揺さ振られる。
まさか立ったまま事に及ぶとは思わない、図らずも大きな声が洩れ
己でも驚いて咄嗟に唇を噛みかけるが、臀の肉を卑猥な手つきでキツく揉み開いた三成が
ありえないほど力任せに牡を何度も捻じ込んで来るので、悲鳴に近い声は全く抑えきれそうにない。
時折調子っぱずれに泣き処に亀頭をぶち当てられると、それこそ泣きたくなる程の強烈さで
乱雑な行為に擦れて傷つく背中や、抽挿の度ぐちぐちと室内に響く淫靡な音など気にする余裕もなく
せいぜいずり落ちぬよう三成に無我夢中で縋り付いて、あられもない声で喘ぐ事しか出来なかった。
執拗に穿たれる臀の穴が、よじれた腹の奥が、熱くてしょうがない。


「はっ、ひ…!あッ、ア、!!」
「っく、」


そうして好き勝手に幸村を蹂躙する内、蕩けて吸い付く肉襞が
カッカと火照って熱を高くしていくのを実感して
三成は理性を焼かれそうになる其の快楽に我知らず小さく呻き、深く眉根を寄せ
けれど止める事無く腰を打ちつける。
自身の存在を、幸村の身に刻みつけてやらねば気が済まなかった。
あの凜とした眸が、己を映さず他に向くなどという事が、二度とあってはならない。


「…いいか、真田…私を裏切る事も、傍を離れる事も、許さない…ッ」
「はっ、あっ!、ん…ッン、…御、意…っ、ぁあ!」


まだそんな事を云うのかと、激しい交わりの中、耳の端に捉えた三成の言葉に
天地が引っ繰り返ろうとも絶対に在り得ぬと答え
まるで幼子のように怯える男の頬を、宥めるように撫でた。

 

――――――――――――

 

米沢城は、荒れに荒れていた。
然もありなん、幸村奪還の失敗は手痛い…どころの話ではない。
落胆放心する兵や家臣達はともかくとして、問題は政宗の方である。
常に尋常ならざる殺気を放ち、いつも幸村がしていた補佐や補助を
代わりに侍女がしようものなら、その侍女を一瞬の内に斬って捨て
城の者が一言でも「幸村」と口にすれば、容赦なく雷撃で打った。
そして帰城してからこっち、朱燐の間には一歩と踏み入らず、政にも一切手を付けていない。
いつぞやの時のように乱心なされたのかと危惧する者もいたが
決して理性そのものを失っている訳ではなく、すぐに江州へ再び進軍するような無策はせず
次なる機会、状況を見定めるつもりなのであろう
今の処、単騎で取って返すという無茶をする気配もなく
片倉とまともに話をするほどには、冷静だ(それが逆に恐ろしいのだと申す者も少なくないが)


「…で?何処まで判った…」
「どうやら、呪術をかけられて居るようです」
「Ah…?呪だと?」
「はい、黒臑巾からの報告によれば、大谷吉継が何らかの方法で幸村様の記憶に干渉し
 操っているものと思われます。 大谷は此度の件以外にも多々
 呪術で敵を欺き利用する他、脅しにも使っていたようです」


そんな卑怯な真似をする輩に、あろうことか幸村の頭の中を弄られるとは、いよいよ以って度し難い。
しかしこれで、幸村の異変は理解出来た。理解したからこそ、尚更に怒りと殺意が込み上げる。
大谷が独断でやったとは思えない、其れを命じたであろう三成に対して。
そもそもどうして幸村なのか…
その故は知った事ではないが、大方狙いは蒼紅崩壊、即ち天下の座であろう。
天下など、今の政宗にとっては甚だどうでもいい事である(と云えば、片倉は憤激するに違いない)
だからといって幸村を力尽く取り戻した処で、記憶が元のように治るとも思えず
まったく面倒な事になった。
術者を殺せば呪は解けるのか、それとも解けないのか。
いずれにしろ…


「アイツはオレのもんだ…必ず連れ帰って、正気に戻したら、泣くまで仕置きだ」


と政宗らしい科白を呟いたその時、「急ぎご報告が」と襖の外より緊迫した声が掛かり
何事だと眉間に皺を寄せた片倉が続きを促せば、主に目通りを請う者有りと云う。
この切羽詰った時に、一体誰だ…
何処の阿呆か知らないが、今の政宗が謁見を許す筈がなく(下手をすれば其の者を殺しかねない)
ならば自分が対応するしかあるまいと腰を上げた途端、


「独眼竜―!遅いから心配して上がらせてもらったぞ!ワシだ!」
「……Fuck…どんな挨拶だ… ってか勝手に上がり込んでんじゃねェよ、狸が」


誰ぞに負けず劣らずの厚顔ぷりというか、空気を読むつもりがないというべきか
とにかくその大音量の声のぬしは、まこと勝手に襖を開くと
許しもないのにドカドカと御座所内に入り込み、正面の辺りにこれまたドカリと胡坐をかいた。
あまりにも堂々とやるものだから、さすがの片倉も面食らい開いた口が塞がらず
政宗に至ってはこめかみにくっきりと青筋を浮かべている。
それに気付いて居るのか居ないのか、確実に後者だろう
豪放な男、家康は、朗らかに云い放った。


「城中の者達が殺気立っている…というより、全部お前の殺気だな。何かあったのか?」


俄か、ピキリと音を立てて、室内がまさに凍りつく。
躊躇いなく地雷を踏んだ男の命の灯火が次の瞬間掻き消されるのではなかろうかと
片倉は素早く主の方へと視線を奔らせ
嗚呼、竜の表情、斯くも恐ろしや、片方のみ吊り上がった口角に、一寸たりとも哂わぬ隻眼が
人を射殺せそうな眼光を湛え、普段の三割増しで放たれる殺気が何処と云わず全身に突き刺さる。
されど片倉の心配を他所に、家康は依然として人の良さそうな笑顔のまま
慌てる素振りも見せず、政宗の返事を待っている。
これが演技であるなら相当の大物だ。
而して、今時分にわざわざ訪ねて来てこの言動とくれば、十中八九、渦中の幸村絡みであろう
混乱を避けるため皆に口外を禁じていたとは云え、人の噂は千里を走る。
無論、諜報をして居らぬ訳が無い此奴が事の顛末を知らぬという道理も無い。
それで先の態度を取るとは、白々しいを通り越し、いっそ厭味とも取れる。
当然、政宗の機嫌は底の底を突きぬけ更に急降下し、吐き出す声音は轟きのように低い。


「…何が云いてェ…。あんま嘗めた口利いてっと殺すぞ…」
「まぁまぁ、そう邪険にするな。こうでもしないと、取り合ってくれないだろう?」


やはり故意だったらしく、喰えない野郎だと舌を打った政宗は
さっさと用件を云えと無言の圧を掛ける。
用向きを云うまで此奴は帰らぬだろうと踏んだからだ。
心得たのか、家康は笑みを収め真摯な顔つきに改まると、口を開いた。


「単刀直入に云おう、手助けをさせて欲しい」
「……Ha?」


予想外の提案に、たっぷりと数秒の間を空け
表情を消した政宗は真意を探るべく鋭い視線を向けた。
家康は気にした風もなく、更に続ける。


「三成はワシを恨んでいる。其処で、ワシが囮になろう。
 その隙にお前は半身を取り戻せばいい。 どうだ、悪い話じゃないだろう?」


尤もである。
が、この男が直々に乗り込んで来たからには、何か別の意図
要するに、只で力を貸す筈が無いと睨んだ政宗は
即答を避け、敢えて此方から条件を訊き出す事にした。


「…見返りは何が望みだ」
「さすがは独眼竜!話が早い。ワシが望むのは、三成の命だ。必ず生かすと約束してくれ」


お前、絶対あいつを殺すつもりだろう、と問われ
判っているなら訊くなとばかりに、政宗は鬱陶しげに眉根を寄せた。
もとより、あっさりと命を奪うような安楽たる死など、くれてやるつもりは微塵もなく
それこそ死んだ方がマシだと叫ばせる程の苦痛と恐怖を味わわせるつもりだ。
単に三爪で四ツ切りにしただけでは、きっとこの憤怒と憎悪は静まらぬだろう
ありとあらゆる、思いつく限りの残虐な責苦を昼夜を舎かずやり尽くし
最後は千々になるまで細切れに斬り裂いて、血の一滴までも雷光で打ち焼こう。
それで気が済むとも思わぬが。
されど、三成は先の一騎打ち、そして家康との合戦でも引けを取らぬ実力と
秀吉の遺産である大軍を有している。
いくら日ノ本を統べ大国の長として君臨する政宗とて、生半な策では不安が残るというものだ。
それに、よもや幸村を盾にでも取られては、此方は全く手出しが出来ない。
自身は勿論、兵達とて、竜の比翼だ半身だと敬い神聖視する幸村に
死んでも刃を向ける事などしないだろう。
即ち確実に幸村を奪還する為には、家康の助力が是非とも欲しい処である。
然らば…


「……OK、いいだろう。But…もし幸村に何かあれば、テメェも石田も皆殺しだ」
「ああ、判っている」


情け容赦の無い冷酷な眼光に、芯まで心胆を冷やされゾクリと戦慄した家康は
この城についてから終始、内心にあった恐怖と緊張を見事おくびにも出さず、深く頷いて見せた。

(…やれやれ、寿命がいくつあっても足らないな、此れは)

半身なき狂暴な竜から無事に了承が得られたのは奇跡に等しかろう
気付かれぬようホッと溜息をつき
公的な文書を交わす事無く内々私的に取り決める事の出来た約束に安堵する。

まったく、竜の逆鱗に手を出せば、後にどういう結果になるかなど、周知の事実であろうに
三成め、よくもまぁ浅はかな行動を取ってくれたなと
胸の内で恨みがましく呟いた家康であった。

 

 

【6へ続く】


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あとがき

三成氏のお仕置きが全然酷くならなかった… 期待された方、すみませんorz 一番残念だったのはいたです←
いやでも、だんだんとツンデレてきたんじゃないでしょうか三成氏^^その調子で頑張って頂きたいw

2012/03/04  いた。