※流血・暴力的表現、過激な描写(緊縛・失禁・アナルフィスト等)及び性描写あり。ご注意を…!
 少しでも気分が悪くなられた方は、我慢せずに画面を閉じて下さいね!

 



『一八』 -#7-

 

「…んっ、く…、、ふぅッ…う…」

屋敷の離れ家の奥の間に、幸村の苦しげな呻き声と吐息が篭もる。
首に掛かる二つに束ねられた縄が股間から背中に廻り、余った部分で両の手首は背後で固定され
正面では器用に横縄と編まれた縄目が胸や腹のあたりに菱形の模様を作っている。
斯様な下劣な緊縛法を知っている男の趣味嗜好はこの際捨て置き
ワザと解さず毛羽も取らぬ荒縄が、直に裸体に食い込み与える苦痛と羞恥は想像を絶した。
半泣きとなって口端から唾を幾筋も垂らし、息も絶え絶えになって居るのはしかし
何もその菱縄縛りだけの所為ではない。
油を塗りたくられヌルつく臀の穴には、男根を模した卑猥な張形が突っ込まれており
それが抜け落ちぬよう、股間に巡った縦縄が性器と菊座を左右から挟むように掛かっているのだ。
この、俗な呼び方をするなら、股菱縄が、本当にもう、悪辣極まりなく
幸村は乱れ上擦った呼気を繰り返し、ともすればガクガクと戦慄きそうになる躯を懸命に抑えようと努める。
少しでも身動きすれば、敏感な陰部にささくれ立った縄が当たり擦れて痛く
おまけに木製の張形がゴリと際どい処を無遠慮に刺激するものだから堪らない。
「悪かった、もう許してくれ」と、既に何度と無く政宗に哀願して居たのだが
よもや此の男がそう易々と慈悲を見せるものか。


「Hey、場当たり的な詫びなんざ要らねェんだよ。ちったァ本気で反省しろや」
「ッ、つあっ…!」


ちょうど正坐から立ち上がり掛けたような姿勢で、両膝を開き、踵の上に尻を載せて居る幸村の
薄く反っている上体を縛る縄筋を指でなぞり、菱形の縄目から覗く小さな乳先を加減なく抓り上げる。
息を短く詰め仰け反った幸村は、その自らの動きでギチと余計に縄が締まった事に顔を歪めて悲鳴を上げた。
舐めるような視線を寄越す目の前の政宗に向かって股を開き、嗜虐的な責め縄の猥雑な喰い込み具合を曝すばかりか
涎と洟にまみれ紅潮した顔まで全て見られては、途方も無く恥ずかしくて、居た堪れなくて、情けない。
一刻も早く、こんな拷問染みた真似はやめて欲しいのに
いくら謝っても、許しを請うてみても、やはり無駄だった。


「オレぁ確か、特別ハ−ドな仕置きをしてやる、つったよなァ?」
「…?!、あぐっ!」


不穏な科白を再び囁いた政宗に、唐突に肩を押され
不安定な姿勢だった幸村は、呆気なくドサリと仰向けに倒れる。
次いで、徐に片手を伸ばした政宗は、幸村の臀の割れ目に食い込んでいた縄の位置をずらすと
ズルリと無造作に張形を引き抜き


「最初は焼けた火箸でも背なり腕なり当ててやろうかと思ってたンだが、それだと痕が残っちまうからな…」


折角のtattooを台無しにしちゃ興醒めだ、と云いながら
さきほど張形を挿れる時にも用いた油壷を取り出すなり
一体どういうつもりなのか、自身の右手にダラダラと垂らし始める。


「…なにを、して、、」
「んー?見りゃ判ンだろ?今からテメェのケツの穴に突っ込むんだよ」
「なッ?!」


さらりと云い放たれた言葉に、目を見開き戦慄する。とても正気とは思えない。
幸村は脂汗を浮かべながら首を左右に打ち振って、「よせっ!やめて下され…!!」と叫んだが


「HA!スッゲ嫌がってンな。それでこそ、仕置きのし甲斐があるってもんだ」


ニタリと愉しげに嗤った男は全く聞く耳を持たず、テラテラと油で濡れ光る片手を思わせ振りに見せ付けると
張形の責苦のお陰でだらしなく弛みきっている幸村の菊座に、いきなり三本の指を纏めて突っ込む。


「…あ!っ、ぅ、、くッ」


容易く侵入を果たすものの、続けて四本目の小指がジワリと入り込んで
束になりつつ最後の五指目ともなれば、極限まで引き伸ばされた下口の縁がピリピリと切実な痛みを訴える。
これ以上は絶対に無理だ。
幸村は呼気も身動きも侭ならぬ逼塞した状態で硬く身を硬直させ
泪を滂沱の如くボロボロと流すも、政宗の酷手は止まらない。
じりじりと、少しずつ奥へと進み、とうとう親指の根元、つまり手の一番太い処へさしかかると
まこと尋常でない激痛が襲い来て、責め縄の苛みすら忘れて身悶えた。
あとほんの僅かでも力を加えられれば、きっと裂けてしまうだろう。
苦しくて、痛くて、恐くて恐くて、死にそうだ。


「クク…いいねェ…もっと怯えろ。そんで死ぬほど後悔しな。大人しく従ってりゃ、こんな事にならなかった、てな」
「、、うぐ、あ!…アッ、ぃぎあぁあ゛あ゛ッッ!!!」


酷薄に云い放ち、容赦なく政宗が腕に力を入れた事で、危惧していた恐怖が否応無く現実となる。
幸村は恥も外聞もなく無様な絶叫を迸らせ、局所に奔った痛烈な感覚にのたうった。
初めて政宗に貫かれた時の比ではない。
おまけに非道いのは、薄ら哂いを浮かべる男が満悦気味に隻眼を眇めつつ


「知ってるか?初めて腕が入ることを『貫通』ってンだ」


良かったなァ、オメデトさん。また一つ大人になったじゃねェか。
とか何とか痴れた事を云いながら、あろう事か、グチと湿った音を立てて右手を少しばかり捻った。
ただでさえ途方も無い圧迫感で吐気すら催しているというのに
そんな事をされては、ジクジクと熱を帯びる傷口に障り、悶絶に達する痛みが奔る。
幸村は痙攣しつつ、ハクハクと陸の魚のように口を開閉させ、全身余す処なく大汗を噴き出して
直後、辛抱堪らずビシャビシャと勢い良く小水を漏らした。


「Wow,Wow,Wow…!アンタやりやがったな」
「…ふぐ…ぅっ…、あぅ…う…、、ッ」


粗相をやらかした幼子其の儘に顔をくしゃくしゃにして、泣きっ面をさらし嗚咽を洩らす幸村へ
政宗は貶すような口調でそう云うと、萎えたマラ先からいつまでもチビり続ける小水を見遣る。
結構な量の其れは幸村自身の股座を中心に、太腿の付け根から臀を蜿蜒(えんえん)と伝い落ち
瞬く間に小奇麗な衾床へと吸い込まれて行く。


「ったく…こんな事の為に用意した床じゃねェんだぜ?テメェほんとに反省する気があんのかよ」


呆れ顔で呟いた政宗は、次いで厳格に窘め躾るが如く、力任せに奥へと突っ込んでいた右手を使い
泣き喚くようにビクビクと不規則に引き攣る幸村の柔らかな肉壁を些か乱暴に抉る。
すると、いよいよ自棄になったのか、或いは政宗の言葉通り、己の行動を省みて猛烈な後悔に呑まれたか


「ッ〜ま、まこと申し訳っ、、あッ、ありませぬぅう…!!もっ、もうっっ、、か、堪忍を、ぉおお…!!」


某が愚かでした、某が阿呆でした、某が間違っておりましたと
いっそ見苦しい必死さで噎び泣いて自責を申し立て許しを請う、其のあまりにも憐れなさまを見て
政宗は吊り上がって行く己の口角を自重する事はできなかった。
此奴がこうして屈服し、惨めに縋り付いて来るのは、ゾクリと背筋が粟立つほどに気分がイイ。
しかし此処で満足し終わらせてしまっては、今少し決定打に欠ける。
何せ、あれだけ固執していた六文銭を見捨てての逃亡劇をやってのけたのだ。
此方の予想を生意気にも裏切ってくれたこのお坊ちゃんには
一つ、追い打ちという名のトドメをさしてやろう。
何の為に佐助を召し抱えたのか、教えてやる良い機会だ。


「小十郎!この間ウチに入れてやった、佐助とかいう奴を連れて来い!」


もはや失神寸前の幸村から手を引き抜き、離れ家の扉の外に向かって声を張り上げる。
程なく、ガタリと錠が解かれた扉から、佐助を連れた小十郎が現れ、奥の間へと入って来た。


「何だよ、コレ…!」


途端、佐助の驚愕に満ちた声が奔った。
目前の光景が、久方ぶりに逢った幸村の有様が、それはもう酷いものだったからだ。
夜尿をしたかの如くぐっしょりと濡れそぼった衾の上
意識があるのか無いのか、息も絶え絶えに転がる全裸の躯には卑猥な緊縛が施され
おまけに汗だくの白い肌には彫りかけの入墨がある。
悉く政宗の所為だろう。
よくもまぁ常人ではほとほと思い付かぬような下劣をどれだけやれば気が済むのか知った事ではないが
よもや此処まで悲惨な状況に幸村が陥っていたとは思いもせず
カッと頭に血を上らせ、噛み付かんばかりに吼えた。


「ちょっと、あんた…!真田の旦那に何してくれてんの!!」
「Hum、しっかり押さえとけよ、小十郎」
「御意」


命じられた小十郎は、凄まじい剣幕で政宗に詰め寄らんとする佐助を容易く羽交い絞めにする。
愕いた佐助は抵抗を試みたが、とても逃れられるような力ではなかった。


「そうカリカリすんなよ。Partyはこれからだぜ?」


口惜しげに歯軋りする佐助の神経を逆撫でるように政宗はそう云うと
ぐったりと横たわっていた幸村の股菱縄の部分を小刀で断ち切って
腕を掴んで引き起こし耳元で何事かを囁くと、胡坐を組んで手早く己の一物を扱き立て硬さを持たせる。
すると幸村はヨロヨロと頼りない中腰で政宗の方へ背を向けると
佐助達が見て居る目の前で、ゆっくりと腰を下ろし、屹立する牡を自ら咥え込んだ。


「!!」


声も出せず愕然としたのは佐助だ。
何故幸村が斯様な悪趣味な真似を唯々諾々と甘受したのかと。
否…全ては幸村最大の弱みである六文銭を政宗が掌握している為だと思い出し、顔を歪め
(つい先程、拷問まがいの仕置きが行われ、六文など関係なく幸村が屈した事など佐助が知る由もない)
とてもではないが直視して居られない…と思うのに、金縛りに遭ったように視線を微動だに出来なかった。


「…ん、っ…く…、、」
「おら、ボケっとしてンなよ。さっさと動きな」
「ぅっ…判り、申した…」


にべもなく命じられ、幸村は小さく息を呑むと、今にも倒れそうな躯を気力で叱咤し、腰を上げ、落とす。
そんな単純で稚拙な動作にも関わらず、グプと卑猥な音が結合部から洩れ
切れている縁の傷に沁みるも、溢れ出る慙愧を抑え込んで我慢するしかない。
二度三度と繰り返し、始めは下ばかり向いて腰を揺らしていたが、ふと顔を上げた先で佐助と視線が交わる。
暫し目線を結んだ侭、幸村は何とも云えぬ切なげな表情をして腰を振り続けていたものの
次第に羞恥心に耐え切れなくなったのか、


「…っ…!アッ…、見るなっ佐助ぇ…っ、ツッ、命令、、だ…!」


大きく開脚した内腿をブルブルと震わせつつ、頼むから目を閉じてくれと哀訴する。
されど、


「Ha!莫迦云ってンじゃねェよ。ソイツの主はもうアンタじゃねェ、オレだ」


鼻で嗤った政宗は、佐助へ「目ェ放すンじゃねぇぞ」と厭味に云い放ち
まるで幸村との交わりを見せ付けるように激しく貫く。
そんな悪どい行為に翻弄されるしかない幸村は、譫言が如く「見るな、見るな、、」と
蚊の鳴くような聲を切れ切れに繰り返し、ぐちゅと下品な音を立てて臀の穴を犯される恥辱を
事もあろうに、逢いたくて堪らなかった佐助に見られているという
以前真田の屋敷で舐めさせられた辛酸よりも遥かに耐え難い現状ながら、しかし反意抵抗などしなかった。
況やこの状況を狙って佐助を連れて来たのかと、背に密着する男の底知れぬ悪意と奸智を呪う。
兎にも角にも、無遠慮に菊座を小突かれる度、中途半端に絡んだ侭の縄と共に萎えたマラが上下に揺れ踊るし
泪やら洟やら涎やらで汚れたツラに浮かんでいるであろう忸怩たる表情を今になって隠すように俯けるものの
恥ずかしゅうて敵わぬのは全く変わらぬ上、「あっ、ひっ、」と断続的な喘ぎ声は段々と荒く大きくなるばかりだ。
そんな幸村の、汗に湿った首筋や肩に舌を這わせつつ、下卑た嘲笑を浮かべた政宗は、徐に一人の名を口にする。


「小十郎」


その一言で、主が何を云わんとしたかを酌み取った小十郎は
黙って一度頷いて見せると、佐助の拘束を解くなり、その端正な顔を殴り飛ばした。
不意打ちというのも勿論あるが、あのとてつもない力で殴られては一溜まりも無く
佐助の躯はぐらりと傾ぎ、片膝と、切れた唇から散った鮮血が床に落ちる。
間を置かず、今度は非情な蹴りが鳩尾を狙いすまして直撃し
佐助は「ガハッ」と血反吐を吐いて倒れ込んだ。


「ッな…!?、あッ、、おやめ、下され…っ!佐助は何も、して…っ!、ッんん…うっっ」
「頭の悪ィあんたでも理解できるよう、咬み砕いて云ってやる。
 次にオレの手元から逃げやがったら、仕置きだけじゃ済まねェ、コイツを袋叩きにして橋の下に吊るす」


いいな?アンタの大事な佐助ちゃんを生かすも殺すも、アンタ次第だ。
と、律動を緩めず、背後から耳朶を甘咬みつつ囁かれた恐ろしい脅し文句に
幸村は心の底から震え上がった。
こんな、人の皮をかぶった悪鬼のような男、今生何処を捜したとて見つかるまい。
果たして、左様な鬼から逃げ遂せるなどと暗愚にも考えた事自体がそもそも間違いであったのだと
今更に気付いた処で何もかも遅かった。


「はっ、ひ…!あァッ、…あ!」


と同時、巻き込んでしまった佐助への、どうしようもない罪過の念に囚われ
幸村は泣く啼く目蓋を閉じ、身を喰い荒らされる陵辱に呑まれていたが
心身共に限界を超え、ついに意識を失った。

 



【8へ続く】


【小説一覧へ戻る】

 

 


あとがき

えーっと…どうでしたか、政宗さんの仕置き人っぷりは…! OKですか?合格ですか?(ドキドキ)
浣腸の描写を入れようか迷いましたが、途端に生々しくなるのでやめときました。
とりあえず、幸村乙。というより、色々ゴメンorzでも楽しかった^^←

2011/08/16  いた。