※現パロ。かなりテキトーな軽い設定↓
 幸村:現場ヒラ作業員(来年あたり班長になれそう?)皆から何かと可愛がられる童顔25歳。
 政宗:営業マン主任(安泰の出世コース)人事考課の評価と女性社員ウケが異様に高い28歳。
 尚、この設定は本編で殆ど活用されてません(笑)
 が、とりあえず二人は付き合い始めて7年経ってます(7周年だけにw)

 あと、アナックスの他に擬似スカトロ、アニリングスありますのでご注意を!自衛の場合は画面をそっ閉じして下さい^^

 

 




 


「念入りにナカ洗ってから来い」

職場から帰宅し、約束の時間に間に合うよう急いで準備をしているさなか、脈絡もなくそんなメッセージが届いた。
なにゆえ?という野暮な返信はしない。
長い付き合いだ。
「少し遅くなり申す」とだけ送り、幸村は服を脱ぎ捨てた。


 

『Sweet days』


 

今日は2月14日、バレンタインデーである。
節分商戦が終わった途端に店はどこもチョコレート一色で
当日ともなればそこかしこが何やら甘ったるい雰囲気に包まれているような気がした。
斯く言う幸村とて多分に漏れず片手に引っ提げたビニール袋にはチョコレート菓子が入っており
それをガサガサ揺らしながら小走りに急いだのは、恋人である政宗の家のドアの前。

「急げ急げ」

あまり遅くなると機嫌が悪くなるので
ダウンジャケットのポケットに突っ込んでいたキーホルダーから手早く合鍵を選び出し
勝手知ったる玄関を上がり込んでジャケットを脱ぎコートハンガーに掛け
リビングダイニングに直行し荷物をおろす。
家主の姿は見あたらないが、暖房はフル稼働していて部屋は充分に暖かかった。
こういうさり気ない優しさがいつも嬉しい。
本人は自室にでも居るのか、まぁ、わざわざ声を掛けずともすぐに現れるだろうと見当をつけ

「その前に、冷蔵庫に入れておくか」

前来た時とあまり変わっていない、生活感の薄い冷蔵庫の中段あたりに要冷蔵の菓子をつっ込む。
付き合い出して最初の1、2年の頃は確か
政宗が好みそうな洋酒入りのチョコだとか、高いだけで何かよく判らない小洒落たものを選んでいたものの
「誰に気を遣ってやがる。オマエがウマそうだと思ったもんを持って来い」
と言われてからは、幸村自身が食べたいと思った物を買って来るようにしていた。
自分の分も。
という訳で、今年選んだのは、まっこと食べ応えのありそうなチョコ大福である。
近所のお気に入りの和洋菓子店で買って来たのだが、店の謳い文句はこうだ。
『ココアペーストをたっぷり練り込んだもっちもちの柔らか求肥で
 ふわふわチョコムースと甘酸っぱいイチゴソースを纏った生チョコを包みました!口いっぱいに幸せを頬張ろう★』

「…じゅるり」

思わずヨダレが出る。
これはもう、政宗の為に買って来たというより自分の為に買ってきたと言っても過言ではない。
何せ甘い物は大好物だ。
早く食べたい、今すぐ食べたい。
食後のデザートで楽しみに取っておこうと思っていたけれど、いっそフライングしてもいいだろうか…!
などと欲望丸出しにゴクリと生唾を呑んだ所で、

「…Hey、さすがのアンタでも冷蔵庫は喰えねェぞ?なに物欲しげにガン見してンだ」
「ぬあ?!いやいやまさか先にこっそりチョコ大福を間食いしようなんぞ決して思っておりませぬからご安心をッ」
「素直かよ。 Ahh、なるほど今年はチョコ大福な。Thanks. とりあえず涎は拭いとけ食いしん坊」

タイミング良く姿を見せた政宗に機嫌良くおちょくられ
幸村は慌てて顎まで垂れていた雫を手の甲で拭い、ピーピーと警告音を鳴らす冷蔵庫のドアを閉めた。

「…お、お疲れ様でござる政宗殿。 して、これからどうされるので?」
「日付変わる前にヤる事やんぞ。準備はして来たな?」
「無論」
「Good job」

ぐしゃぐしゃと片手で幸村の頭を掻き撫ぜ満足そうに口角を上げた政宗は、踵を返し奥の部屋へ向かう。
幸村も後ろへ続き、赤と黒の厚手フランネルシャツのボタンを外しながら
もう何度この先のベッドルームで行為に及んだか数知れないなと、政宗の均整のとれた体躯をじっと眺める。

二人が付き合い出してから早くも7年経つが、肉体関係を持ったのは5年前になる。
(何を隠そう幸村が「破廉恥ハレンチ!」と騒ぎ立てるので二十歳になるまで待ったからだ。尊い)
その時の話しをすると長くなるので割愛するが、幸村と政宗の相性はすこぶる悦く
逢えば必ずといっていいほどセックスをした。ドロドロの。大抵は、この政宗の家で。
というのも、生来の性格かそれとも身内の影響からなのか幸村は倹約思考が兎角強く
住宅費が安く済むからという理由で入社当初からボロい社宅アパート暮らしを続けており
まさか薄い壁越しの同僚に濃厚で激しい情事の様相をご静聴して頂くワケにはいかず
ましてや同性同士のラブホテル入店が断られる事もあるこのご時世
稼ぎのいい政宗が住む賃貸の平屋(新築同然にリノベ済。19坪2LDKとコンパクトながら、独り身のクセに贅沢にも一戸建てだ)
へ入り浸るようになるのは、至極当然ともいえた。
とはいえ、同居しているワケではなく、あくまで会社に近い社宅が生活拠点な幸村は
政宗の住居があまり遠くない距離という事もあり、愛馬ならぬ愛原付を走らせ
ほとんど毎週末、都合がつけば平日にだって、苦も無く通う。
それならいっそ同棲すればいいと政宗が提案した事もあったが、幸村は頑なに首を振って現状維持を望み
「甘えてしまっては男が廃る…!」とか何とか、随分と漢前な事を断言してみせ
「まァ、オレはそーゆーアンタに惚れ込んだンだ、好きにしな」と
まるで惚気のような遣り取りがあったのは、今や懐かしい思い出である。
それはさておき、

「ん」
「かたじけのうござる」

ズイと差し出された片手に、幸村が脱いだ衣服を下着もろとも手渡せば
定位置(いつぞやゲーセンでGETした巨大3色だんご型クッションの上)に放り投げられ
政宗も同じ場所に部屋着を脱ぎ捨てつつ、人差し指でベッドを指す。
二人並んで寝ても全く問題ない豪華クイーンサイズだ。
今日はふかふかの掛け布団はクローゼットにでも閉じ込めたのか影も形もなく
代わりにホテルみたいなベッドスプレッドが掛けてある。
ちなみに色は光沢のある大人びたワインレッド。なにやら妖しい雰囲気…というか、エロい。

「アカ、好きだろ?」

確信めいた口調に、幸村は若干ぎこちなく頷き、次いで、小さく震える。
政宗の少し甘味を含んで掠れた声が、性的な色を帯びたように感じられ、ゾクリときたからだ。
相変わらず空気を作るのがうまい。

「四つん這いになって、ケツをこっちに向けろ」

命令然とした指示にも、抵抗どころか微かな高揚感すら覚えつつベッドにあがり、言われた通りの体勢を取る。
煌々と照明が点いているにも関わらずだ。
その昔に「破廉恥」と騒いでいた初心な頃はもちろん電気などもってのほか
何をするにも恥ずかしがってマグロどころか本気で暴れたりもし
さすがの政宗とてなかなかに手を焼いたものだが、慣れとは恐ろしいもので
長年にわたる政宗の調教もとい辛抱強い開発のお陰で快楽の味を覚え随分と素直になった幸村は
積極的に足を開いて政宗を受け入れるし、互いの肉体において知らぬ場所はなく
また色々なプレイをやり込んで相当な経験値を積んで来た殊現在において、躊躇いなどあろう筈がなかった。
それは果たして、「慣れ」の一言で片付けてしまえばそれまでだが
単に「政宗に喜んで貰いたい」という気持ちが幸村の根底にあったからで、要するに、お熱い二人の仲は健在という事だ。

「So、薄々勘付いてるとは思うが、今日はコレ挿れんぞ」
「承知」

政宗が枕元のナイトテーブルから取り上げて見せたのは、球体や楕円形のシンプルなプレーンチョコ。
常日頃から隠しきれていないというより隠すつもりもないサドっ気は確かにあった、あったけれど
よもやバレンタインにかこつけて恋人の尻にチョコを仕込もうとは、大した変態ドSぶりである。
しかしそんな所も嫌いではないから幸村の方も大概だ。
いずれにせよ、「念入りに」と言われた時点である程度の予想はしていたので
わざわざ専用ノズルでのシャワ浣をいつもより時間をかけ丁寧にして来たのだから
政宗がナニをどれだけ挿入し、いかにアブノーマルなプレイをしようと、問題はない。

「喰ってろ」
「、ンむ」

先に口へ一つ放り込まれたツルリとしたチョコを舌で転がしゆっくりと味わう間に
常備のローションを纏った指がアナルを濡らし、更に注射器型の使い捨ての注入器で濃いめのローションを中に注がれ
(こうして予め直腸の奥まで注入しておくと、前立腺への刺激を激しく行っても痛くならないからだ)
準備が整うと同時に咥内の甘いチョコがトロけて無くなり口寂しくなった所へ

「……っ、ん、」

今度は下の口にチョコを押し込まれた。ゆっくりと。
政宗の指から伝わっていた体温で少し融けていたのとローションのおかげで
ぬるりと容易く入り、それが2個3個とスムーズに続く。
高めの設定温度にしてある室内に置いてあったとはいえ、少しヒヤリとした。
今まで散々アナルバイブやらプラグやら色々と突っ込まれて来たが、感触としては座薬に近く
つまり、暫く経ってチョコが融けてくるにつれて違和感は徐々に薄くなり
本当に中にチョコが入っているかどうかさえ、あやふやになって来る。
折角のおいしいお菓子をこんな事に使ってしまった後ろめたさ、よりも
「こんなものか」と拍子抜けした気分の方が強く感じられてしまい

(…あぁ、最近の俺はどうもいかんな、、はしたない)

つい強烈な快楽と刺激を求めてしまう己の貪欲さを、なんとか自制心で追い出そうとする幸村を
しかしいつも劇的にかつ容赦なく追い詰めるのが政宗だ。

「OK、そろそろだな。出せ」
「…………へ?」

端的に命じられ、一瞬理解が出来ず、「…出せ?」とオウム返しすると
ニィと片側の口角を吊り上げ意地悪そうな笑みをした政宗が、トントン、とアナルを指先で叩く。

「…まさか、」
「Yep、そのまさかだ」

チョコを排泄物よろしく、ひり出せ、と言うのだ。
いつかはこういうプレイをやるのではないかと危惧していただけに、思ったほど衝撃は大きくなかったが
本番前の前哨戦とでもいうべきか……幸村の脳裏に【疑似スカトロ】という単語が突発的に浮かんで消え
肩越しに政宗を振り返ってフルフルと首を横に振った。
さすがに真似事とはいえ排便する姿を見られるのはアウトだ。恥ずかし過ぎる。というか倫理的にダメだろう。
せめて排尿で手を打ってはくれまいかと、淡い願いを込めて目で訴えるも

「デキるだろ?」

期待と熱の篭もった隻眼でじっと見返されては、否やを言うどころか変なヤる気に火を付けられ

「ンわ、かり、、ッ申した…ァア!!」

熱血かくやの力強い返事をし、ふぬぬぅぅううッ!!!!と腹に力を込めた。
その安定のチョロさも潔さも暑苦しさも全て好ましい、と思うほどには幸村の事が大好きな政宗は
愛おしさ3割、愉快2割、もっとイジメたい5割という
ド鬼畜サド方向に偏りがちな自らの性癖を改めて自覚しつつ、幸村の奮闘をじっくりと眺める。

「ーっ、フー…!フーッ、…フーー、っ!」

呼吸を整え、全身を緊張させて力む幸村の尻穴から、ゴプリとチョコが溢れ出た。
その色味といい、トロ味といい、完全に粗相しているようにしか見えず
政宗は下腹の奥を掻き毟られるような凄まじい背徳感と支配悦を感じ
一方の幸村は、ユルい便を排泄しているという感覚は疑似スカの範疇を越え限りなく本物で
しかもそれをまざまざと視姦されるという異常事態に
尋常ではない羞恥と興奮がせめぎ合い、軽い錯乱状態に陥った。

「…はっ、…はっ、…ハッ、、ふ…!」
「どうした。もっとイキまねーと、全部出て来ねェぞ?」
「、、ふっ、ぐ、、、ぅう゛う゛〜…ッッ」

まるで悪魔のような指摘に、眩暈を覚えながらも、幸村は息を止めてありったけの力を入れる。
小刻みに戦慄く全身が淡く上気し、ハクハクと息づく尻穴からひり出された残滓が
そろりと太腿へ伝い落ち、ぼたりとベッドスプレッドに滴る。
とても正気とは思えない、えげつない絵面だ。
だからこそ、二人揃って異様な高揚感に包まれていた。

「あ…、あ…!ハァーッ、ハァー…!!も、もう…、ぜんぶ……ッ出…!」
「Not yet.」
「ひっ?!」

力み過ぎてヘロヘロになり、腰だけを上げたまま上半身を伏せた幸村が呼気荒く終了を告げるも
素気無く突っぱねた政宗は幸村の尻を捕らえ逃がさないようにし
躊躇なく顔を寄せるやいなや熱い舌で会陰をまさぐった後、ぞろりと穴を一舐めする。
幸村の背筋は震え上がった。
歓喜に。

「…んッ、ンンぅ…!」

硬く尖らせた舌先で、ヒクつくアナルをぐずぐずになるまで丹念にほじくられるのは堪らなく好きだった。
意図的に括約筋を緩め隙を作れば、ズズ…!と音を立ててきつく吸われるのも。
ましてや、スカトロを錯覚させられた直後にそんな事をされては尚更で
「甘ェ」と呟きながらゴクリと嚥下するなど、それこそ気が狂いそうになって身悶える。
股間は言うまでもなくハチ切れそうに勃起していて、さっきからカウパー液が止まらない。
早くいつものように、何も考えられないぐらい、ガン掘りして欲しい。

「ま、さむね…どのォ…!」
「…ッ、……ったく、堪え性のねェ奴だ…な!」
「はぅッううぅっっ!!」

あけすけに、ねだり声で名前を呼ぶ幸村のアナルが、急かすように政宗の舌を締め付け
煽られた政宗は顔を離し中腰になると、語尾を荒げながら幸村のトロけた穴にガチガチの一物を突っ込む。
幸村は思わず感極まった声を上げた。
政宗を咥える事に慣れきった躰は違和感どころか充足感しか覚えず
ローションとチョコでドロドロに濡れているのに初動をゆるやかにされるのは逆に焦らされているようにしか感じない。
鬼畜なクセに受け身側への気遣いを忘れない政宗へ
嬉しさ半分、物足りなさ半分の幸村は、すぐに我慢できなくなり

「な、、生殺しで、ござ…!…もっ、、つよぅ、、突いて…くだされ…!」
「Ha!節操なしのアンタもたまンねぇ…なア!」
「うぎッ!あ…!あひッ、い…!!」

反論の余地すらない、ふしだら極まりない懇願をすれば、気をよくした政宗がいつものように激しく突き始める。
些か乱暴に入り口を拡げられ、しこたま擦られ、狙い澄まして前立腺を穿たれるのは、恐ろしく気持ちがいい。
ただの尻穴が性器にでも成り果てたかのようだ。
早々に頭の中が空っぽになり、バカみたいに喘いで涎を垂らしながら
自分はもちろん政宗にももっと気持ちよくなって欲しいという一心で
先程イキんだ時のように腹圧をかけて直腸を縦に縮め、奥のS字結腸で政宗の先端を包み込んだり
力を抜いて腸壁を伸ばしたり…

「ッ、鍛えられたウケの動きかよ、ハッ、上等じゃねェか!」
「ふ、あ…?」
「何でもねー、ッよ…!」
「あィッ、いっ!あッ、ア、アッ―!」

イヤらしくて可愛い幸村の奉仕に煽られないワケがなく、政宗は極めて雄らしい情動のままに幸村を犯した。
ローションと腸液に混じり合ったチョコが水っぽくグチグチと卑猥な音を発し
政宗のペニスに満遍なく絡みついては、ピストンの度に穴の外へ滲み出て来る。
見てくれは完全に浣腸アナックスだ。

「…Good、こりゃ本番もイケそうだな?」

そう言って薄笑うゲス顔たるや、とても他人様には見せられない。
会社で政宗に心酔している女性社員達は、まさかこんな男だとは夢にも思っていないだろう。

「んっ、あ、ハッ、う、、あっああ…!」

しかしながら、そんな政宗の確認に否定することもなく気持ち良さそうに喘ぐ淫乱そのものの幸村の方こそ
普段と掛け離れ過ぎていて想像もつくまい。
政宗は口角を上げ、陶然と快楽を追う幸村の融けて熱い内壁を貪りつつ
この後の片付けの世話や食事をどうするかの段取りをちらりと考え、けれどすぐに頭の隅へ追いやり

「ま、とりあえず最後まで喰わせろ、My sweet」

甘くて愉しくて病み付きになる幸村との情事に心行くまで没頭する事にした。

―――冷蔵庫のチョコ大福を思い出すのは、翌日になってからである。

 



【終】


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あとがき

七周年アンケリク1位となった「現パロ」設定にて
どうせなら普段あんまり書かないついでに甘々&行事ネタ(?)もブッ込んでみましたが、どうでしょう^^;
(あ。まずイベント自体に間に合ってないですねゴメンナサイorz)
とりあえず筆頭をスパダリな感じにしたかったんですけど、
いつもの残念変態野郎になってしまいました許せ筆頭ww
何にせよ、念願の疑似スカトロが書けたので個人的に大満足でございます❤笑

2017/02/26  いた。