『或る、恐れ。』
 或る○○シリーズ。4。

 

 

「・・・・・あっ・・!・・・はぁ・・・ッ」


黒いソファにしがみ付き、尻をグリムジョーに突き出して、腰を揺らす。
後ろから貫き犯される体勢を恥ずかしいと思ったのは、もうだいぶ前のことだ。
そんなことなんて考えられないほどに何度も、何度も、何日も
長い時間をかけて犯されている。
羞恥の欠片でも残っているほうがオカシイだろう。


「あっ、あっ、・・あ・・っ、・・・・ン・・!」


規則的に気持ち良さそうな声を洩らす俺のノドには
幾度となく飲み込んだグリムジョーの精液が絡みついている。
いつまでも舌に残る苦味のせいで、唾液は止まらない。
喘いで口を閉じることができないから、それをダラダラとソファに垂らすばかりだ。

さっきそれをグリムジョーに舐めろと言われて、大人しく従い
自分でピチャピチャと舐め取ったばかりなのに。


「ふ・・、・・・んっ・・・・あっ・・!・・・・ツ・・、」


出入りを繰り返していた熱が前立腺を狙って達し
その所為で俺も触発されたようにビュクッと射精する。
腰から全身に広がる脱力感がなんとも心地良くもあり
延々と続くこの行為の疲れも限界を極め、ゼェゼェと肩で息をするだけでなく
ソファにしがみ付いていることすら出来なくなって
ズルリとフローリングの床に倒れる、というより、落ちる。
その拍子に中からグリムジョーのヌルつく雄が出て行ってしまうが
その感覚に身震いする気力もなく、冷たい床に熱を持ちすぎた躯をひっつけ冷まそうとする。
けれどグリムジョーはそんな些細な休息すら与えないつもりか
俺の体力など気遣う素振りも見せずに、腕を伸ばして俺の左足首を掴むと
仰向けにひっくり返し、その片足だけ肩に担ぎ上げて、そのまま床の上でズブリと挿入してきた。


「・・・ッヒ・・!、ああぁっっ」


悲鳴を上げるも、容赦無く激しい律動をし始めるグリムジョー。
俺は涙を流してその背中に爪を立てるが
お互いにベタベタになるほど汗をかいている所為で、うまく出来ない。


「くっ、あ・・!あぁっ、・・・あ!!っ、・・・・も・・ッ、・・あ・・・!!」


揺さ振られる度に、フローリングの床と俺の背中が擦れ、摩擦でチカチカと痛む。
ダルい腰は錘をつけたように重いのに
グリムジョーが軽々と抱えて突き上げてくる衝撃になすが儘だ。
摩擦されすぎてマヒしてきたアナは、もう感覚すら危うい。


「んっ、・・ん・・!、あぅッ・・、・・・く・・ッ」


さっきも達したばかりだというのに、集中的に前立腺を狙われると
勝手に勃ちあがってきて、恐ろしい射精感に襲われる。
疲れきっている筈なのに、無理矢理快感を引きずり出され
俺は反抗というものを忘れ、時間も分からず、この行為だけに思考の全てを持っていかれ
只々グリムジョーを受け入れている。

あの日、逃げ出した時以来、一日と間を置かず、ずっと続いていることだった。


「・・ヒッ、・・・あ!、グリ・・・ジョ・・ッ・・・!赦し、、」
「あ?まだ後半戦、始まったばっかだろ??いつもの淫乱ぶりは、どーしたよ」
「んっ、ぁ・・!ンン、んっっ・・!・・・・ぉ、願・・・・・ッ」
「・・仕方ねェな・・・。終わらせたかったら、どーするんだ?」


一回に何度も犯されるのなんてザラで、朝晩に分けて数回は当たり前
酷い時なんかは一日中だって犯される。
そんな中限界を迎える俺への救済策と云えば
気絶するか、決まったある行動をするか、だ。
大抵は前者で行為が終わるのが常だが、こうして時々意識を保ち続けてしまい
快楽と疲労に耐えられなくなったら
自分でそのことを伝え、自分で終わらせなければならない。
つまり、ただグリムジョーを受け入れるのではなく


「・・・・ん・・っ、、」


自ら躯を開き、満足させるのだ。


「もっと肢開け、ンで腰振れや」


繋がったまま引き起こされ、ソファに凭れ掛かって胡坐を組むグリムジョーの上に跨った状態で
充分開いた両肢をもっと開き、自分から上下に腰を振り始める。
それがどんな辱めよりも屈辱的だということは身を以って理解しているし
これを自ら言い出し実行する度に、俺の中のプライドだとか色んなものが崩れていくのを感じる。

もう何もかもが、グリムジョーの思う壺だった。


「・・っあ、・・・ア・・!、っ・・・う・・・ぁ」


泣きながらグリムジョーの肩に手を付き、必死に終わらせようと腰を振る。
ぐちゅぐちゅと粘着質な音が繋がった部分から聞こえてきて
何度も中出しされたモノが擦れて泡立っていることが判っても
気持ち良さの方が圧倒的に俺を支配していて
動きを止めることなんて出来ない。
寧ろグリムジョーの腹で擦られる性器が、痺れるほどに勃ち上がりきって
もどかしさのあまりもっと動きを大胆にしていく有り様。
快楽で気が狂ってしまいそうだった。


「んっ・・、あっ!・・・・あぁ、ぁ・・・っ、ふッ・・・ぁ!」
「クク・・・だいぶ慣れてきたんじゃね?すげーエロい」
「ッ!・・・ぁ、」


口端を吊り上げて、咽喉元から顎にかけてねっとりと舌を這わせてきたグリムジョーは
俺の勃起してビクビク震える性器を握り込み、激しく上下に扱き上げてくる。
俺はそれに合わせて腰の動きを早くし、口許まで這い登ってきたグリムジョーの舌に
自らの舌を差し出して、絡める。
最初から飲み込めてない唾液が一層ボタボタと顎を伝い、
それでも俺は取り憑かれたようにキスに夢中になった。
既に全身が性感帯の塊みたいになっている。


「、は・・!ン・・っ、 ・・・・・つッ、、 ぁああ!!」


濡れた性器の先端に指先を捻り込まれざまに、下から大きく突き上げられ
本日何度目か知れない射精。
ほんの少量のザーメンが、トクリと溢れただけだった。

そして結局、俺はいつものように・・・


ブラックアウト。

 


××××××××××

 


「・・・・・・・・ん・・・」


ぼんやりと目が覚める。
視界にいつもの天井が見えなかった。
意識が白濁としている・・・
身動きすら出来ない疲労感。
ベトつくのはなにも躯だけではない。


「・・・あ・・・・、グリ・・ジョ・・・・」


咽喉の奥の苦味はそのままに、掠れきった声で主人の名を呼ぶ。

名前を呼ばないと犯される。
言う事をきかないと犯される。
返事をしないと犯される。
視線を外すと犯される。
何をしても犯される。
犯される犯される犯される。

そうして俺は、従順なイヌに成り下がっていき


「ンだよ?もう目ェ覚めたのか?」
「・・・ん、、」


このザマ。
伸びてきた指先を口に含み、舌を這わせる。
絶対的な服従。
矜持など無いに等しい。
プライドなんか持っていない方が賢いだろう。

そうならざるを得ない状態。


「ン、、っ」


覚えた指の味が消失し、唾液を纏ったソレが顎を伝って下へと滑り
胸に辿り着いたところで突起を摘む。
ヌルついた感覚と供にそこから感じるのは、確かな甘い痺れ。
思わず強請るような声を上げると、グリムジョーが静かに口端を吊り上げた。
もう、それすらも俺を煽り上げる。


「・・・ぁ・・っ」
「エロ面」


低音が囁き、執拗にそこを捏ね繰り回すから
俺の下肢に息衝く雄が、緩やかに勃ちあがってくる。
この感度の良さと反応の早さすら、グリムジョーに教え込まれたものだ。
今更隠そうとも思わない。
反抗は無駄だと解っている。
我慢など最初から不可能なことだ。


「一護、一人でヤッてみろ」


屈辱的なその言葉も、逆らうことはできないから
俺は自分のペニスに手を伸ばし
見せ付けるように浅く肢を開いて、扱き始める。

あぁ・・・誰か嗤ってくれ・・・・・

この憐れで卑しい俺を、、


「・・ん、ん・・っ、 ・・・ぁ・・・・ッ」


片手で全体を擦り上げながら、片手で尖った乳首を摘む。
一層快楽を感じることができるし、こうするとグリムジョーが悦ぶから。
イヤらしい声もできるだけ出して、只管手を上下させる。
眉を寄せて、耐えるみたいな表情も、忘れなかった。


「、っん・・・!」


そして早々に射精。
もう溜まっていたのか、少量の薄いザーメン。
ツッと伝い落ち、太腿を汚すも、シーツまでは辿りつかない。
それが尚更いやらしくて、俺は静かに吐息をついた。


「・・・・ぁ、っ」


弛緩していると、腕を引っ張られ
寝そべっているグリムジョーの上に四つん這いに。
股間をグリムジョーの顔の方へ
頭はグリムジョーの股間の方へと導かれ
その意図を理解するまでもなく、「綺麗にしてやんよ」と言う声の後
濡れた性器に濡れた舌が絡みつく。


「あっ、、 ン・・・・んぅっ、んっ」


俺もグリムジョーのものを頬張って、ヌルヌルと舌を這わせてから
扱くように上下に頭を振る。
クチクチと口の粘膜と性器が触れ合う淫らな音に耳を犯されながら
何度も何度も繰り返し、時々吸い込んだり舌先を捻じ込んだりしていると
勃起した先端から苦い先走りが出てきて
それごと舐め取るように舌を動かすと、益々グリムジョーの性器は肥大した。


「あー、仕込んだ甲斐あるぜ・・。スゲー気持ちイイ」
「、んっ、、ふ・・・・、・・・くっ・・」


低く咽喉で哂うグリムジョーの舌が、括れた部分を細かく愛撫しながら
意地悪く先端に歯を立てて来る絶妙な力加減に、俺は呆気なく射精。
と言っても、ついさっきイッたばかりだったから
ほんのちょっとだ。
それを全てグリムジョーは飲み下す。
チラリと見えた赤い舌が、妙に厭らしくて、思わずゾクリと震えると
途中止めになっていた口淫を嗜めるように、一度腰が突き上げられ
慌てて奉仕を再開させた。


「折角勃ってきてんのに、萎えさすンじゃねーぞ?」
「あ、悪・・・・、・・・ンく、、」


謝りながら、まだ到底イキそうにないグリムジョーを深く咥え直し
この連日の間に教え込まれたフェラチオを丹念にやっていくと
口の中の圧迫が更に増え、脈打つ。
もう嫌悪すら感じないソレを咽喉奥まで頬張り
吸い込みながら上下に扱き上げ、空いている両手で玉を揉みしだけば
イイのか、グリムジョーが褒めるように俺の尻を撫でる。


「っん、ん、・・・・ン、んっ」


もうそろそろだろうと思いながら、仕上げに裏筋を指で扱きつつ口を窄めて強く吸い上げると
行き成り髪を掴まれ後ろに引かれ、仰け反ったのと同時に
顔面にブチ撒けられる。
今回は飲ませる方でなく顔射の気分だったらしい。
俺は荒い息を繰り返しながら、
グイとグリムジョーが引っ張るままに正面へ向き直って
前髪や鼻筋、頬や顎を伝い落ちる白濁を、意識してゆっくりと舌を出して舐め取った。


「クク・・・上出来だ」


それを満足げに見つめ、ニヤリと口端を吊り上げたグリムジョーは
俺の腕を引いてベッドに組み敷くと
早くも鎌首を擡げ始めた野太い性器を、些か乱暴に俺の肛門へと捻り込む。


「あ、っあぁ・・!」
「イイ声だ・・・上手に強請れよ・・?」
「・・・んっ、・・っぁ・・・、い・・、、」


早い段階から待ち侘びるようにヒクついていた場所への熱い体積に
躯が気持ちイイと感じた儘に、甘ったるくヌルイ声を出せば
グリムジョーの激しい律動が始まる。
みっちりと隙間無いソコが擦り上げられる度
性器に直接的な愛撫がないのにも拘らず、俺の屹立はしっかりと勃ち上がり
タラタラと嬉しそうに透明な先走りを流し、固くなった。
容赦ないグリムジョーの動きに合わせ
ゆらゆらと俺の腰と性器が揺れ、浅ましく、淫靡だ。


「、んっ・・あ・・!、グリ・・ジョー・・・ッ」


そして、どうしたらグリムジョーが悦ぶか
言われた通り上手に強請るべく、自ら股を大きく広げ逞しい腰に脚を絡めると
思った通り、薄く唇を撓らせたグリムジョーが
更に激しく、ガンガンと抉るように突きこんでくる。


「っ・・あ、ッア・・!・・・んんっ・・ン!っ イ・・ィッ!!」
「ッハ!淫乱になったモンだなァ?一護」
「・・っ、く・・・、うぅ・・ッ・・あ!」
「そうやって、腰だけ振って、何も考えるな」
「、、はっ、ハァ・・・、ああ・・っ!、も・・・・っと・・!」
「死ぬまで、オレに溺れてろ・・・」


貪欲に囁く低音を、熱に浮かされた意識の端で聞き取りながら
腰を押さえ込んで奥まで穿つグリムジョーを締め上げて
俺は痙攣する様に射精した。


「、、くっ」


遅れて、グリムジョーもイッて、勿論中出しされる。
注ぎ込まれた生温かいザーメンは、腹の奥でもドロリと感じられ
思わずゾクッと身震いすると、ほくそ笑んだグリムジョーが
ワザと擦りつけるようにしてから、ゆっくりと出て行った。


「・・・・・は・・、・・・・・ン・・、、」


それから俺はと言えば、荒い息を繰り返しながらも
弛緩しつつある躯を何とか起こし
ザーメンでドロドロのグリムジョーのソレを綺麗にすべく
当たり前のように股座に顔を埋め、口を開いていた。

 

 


そうして事後処理にすら慣れていく、恐れ。


 


【5へ続く】


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あとがき

まぁまぁエロくできたんじゃないかと。(肝心の躾タイムを忘れましたが…)
次は道具とか使って一護を喘がせたいなー、と。

2008/03/30  。いた。