皆さん、こんにちは。
あ、インテリジェンス天国です。
毎日仕事でお忙しい方、学生の方、宇宙人の方々
如何お過ごしでしょうか?
最近めっきりやる気がなくなってきた私でございますが
本日は他でも御座いません。
そんな日々にちょっとした変革もとい驚きを彩りたく、この金ピカ豪華マイクを握った次第です。
それでは限られた時間ではありますが
早速いってみたいと思います。

名付けて、

 

 

 

『付き合ってる素敵な彼氏彼女の本当、知って許せる限界は』

 

 

 

 

人と付き合う第一のきっかけは、まず見た目。
これは大事ですね。
人は見かけが9割だと言いますから。
そこで紹介いたしますのがこの男、
御柳芭唐16歳 高校野球埼玉最強で知られる私立華武高校で
一年生でありながらエースバッターの証であります4番の座に君臨し
あまつさえ金持ち一家の一人息子。
そしてなにを隠そうこの御柳、私めの現恋人にございます。
どんな因果か怨念か知ったことではありませんが、いきなり告白なんぞされまして
差別の境界線なんか軽〜く2メートルほど飛び越えて同性愛やっております。
平和な世界になったもんですなぁ。
とまぁそんなことはさておき、
問題はこの御柳芭唐の見かけであります。
え?
そんなに云う程酷いのかって?
ハハハ。
逆に良すぎるんですな、コレが。
そりゃもう
その見て呉れだけで埼玉中の女人を落として泣かせた数知れず、
本人器がデカイのか無頓着なのか、バイセクシャルなんていう器用な両刀使いで男にも手を出してるんで
手におえない輩なんでございますよ。
ええ、私もその被害者の中の一人ということになるんでしょうかね。
今更気にしません。
だって見た目に惚れたのは事実ですから。ハハ!

・・と、話を戻しますけれども
ここで私、勇気を出して告白したいと思います。
実はこの絵に書いたような男、とんでもない秘密がありまして・・・

もったいぶって申し訳ございませんが
まずは私生活の様子から実況中継していきましょう。

 

 


某日、朝。

皆さんおはようございます。
只今私めがおりますのは、御柳芭唐の自宅にございます。
ちなにみ某所・某高層マンション。階は・・・まぁご想像におまかせしましょう。
起きて早々で申し訳ありません、私まだ顔すら洗っておりませんが
早く中を御覧になりたいという皆さんの熱いご要望に応える為にも
このまま続行させていただきます。

はい、ではまず最初に見えますのが
この形容し難いまでに汚れ荒れ果てたリビングルームでございますね。
アハハ、小奇麗にしてあると思ったんでしょう?
実際は違うんですねこれが。
脱いだものはほったらかし、使った食器は片付けない、テレビは勿論つけっ放し
それからゴミは捨ててない、埃はこんもり溜まってるし、読みかけの雑誌なんかぐしゃぐしゃだし
もう、敢えて例えるなら、この惨状は腐海ですな。ええ、あの●の谷のナウ●カさんの。
なんか極小サイズの王蟲とかいそうですし。笑
え?掃除はしないのかって?
本人もちろんやりませんし、私がいくらしても半日で元に戻ってるんだから、どうしようもないですね。
ええ、ぶっちゃけ諦めてますもう。
人生諦めが肝心です。

さ、続きましてはリビングを抜けまして
皆さんお待ちかね、いよいよ御柳芭唐の寝室にご案内いたしますよー
見て腰を抜かさないで下さいね〜、ジャーーーン!!!!

・・・・・・あ、どこに居るか分かります?
あそこの、ホラ、CDとかマンガとかゲームとかの下敷きになってる洗濯物の、更に下
見えます?見えるワケないですね。
微妙に小山になってる、あそこの辺に埋まって寝てる筈です。
まだ7時前なんで起きてませんから確実に居ると思いますよ。
ええ、低血圧ですからね、朝は寝起き悪いんです。
っというか、毎朝これをね、掘り起こすのがね、大変なんですよ・・・・
もうお宝探してる冒険家さながらですよ、ホントに。

それじゃぁ早速起こしましょうかね。

ちょっと失礼、、

 

 

「・・・・おい、起きろやバカ」
「・・・・・・・・・・あー・・・」
「あーじゃねーよ、皆待ってんだよ。早く起きねーと鼻と口塞いで殺すぞ」
「・・・・・・・・・・・あー・・」
「よっし生き埋め決定★」

 

 

申し訳ございません、そういうことですので
もう少し時間かかります。
一旦CM挟みましょうかね?
要らない?
そうですか??
それでは私の威信にかけましても起こしますので、もう暫くお待ちください。

 

 

「っうぉら起きんかいこのクソボケがぁ!!こちとら放送時間限られてんだよ!!」
「・・・・・・・せェな・・・」

 

 

あ、起きました起きました。
ゾンビの如く埋まったところから手が生えてきて、次に本体が出現してきました。が、
・・・・あーあーあー。
凄まじい寝癖ですね。
スーパーサ●ヤ人に負けず劣らずのハネっぷりですよ。
てゆーか寝起きの顔最悪ですね。
コレ電波乗せれませんよ。
モザイク処理できますか?え、無理??あーらら。
・・・・まぁ丁度良いです。
このまま身支度させてどんな変身してるか見てもらいましょう。 

それでは皆さん、次が本題の
『洗面所で華麗なる御柳芭唐の変身』を御覧に入れますので
ズズズイ〜っと奥の方へ参りましょうか。


ハイ、着きましたのは真実を映し出す(笑)鏡の前に御座います。
さぁカメラさん寄って寄って〜、うん、そうそう、おでこアップね〜・・・ストップ!

先ずは皆様、これをご覧ください。
この、物っっっ凄いニキビ。
ええ、年相応とは言え、コレは酷いでしょう?
例えるなら、噴火寸前の赤と白のマグマとその周辺に広がる無数のクレーターって感じですかね?
言い過ぎですか?(笑)
だからこうしてピチッと前髪下ろしまして、ワックスで硬めちゃってですね、隠しちゃうんですよ。
素晴らしい技ですよね〜。
はい、その通りです。だからこの妙なV字前髪なんですよ。オシャレ性皆無ですから。
本人曰く、「この髪型編み出すのに一週間かかった」そうです。どうでもいいです。

そして続きましては〜、カメラさんもう少し下映して下さいね〜・・・ハイ!
このゾンビも真っ青な目の下の黒紫のクマですねぇ。
毎日夜更かししてゲームばっかりやってる寝不足と
ガムとビーフジャーキー以外に何が食べれるんだっていうぐらいの偏食による鉄分不足が原因です。
それをですねぇ、こうして歌舞伎の隈取ばりの真っ赤なアイラインを引くことによって
誤魔化してるんでございますよ。
え?普通ならそんな化粧してたら学校が指摘するって?
ハハハ、そこは大丈夫です。
何てったって天下の華武校様ですから、
校則の中にフェイスペイントは必須なんてのがあったりなかったり。
だから信じられない事に至って自然なんですねこれが〜。
学校の先輩曰く、「一番大人しめのペイントなのに一番目立ってイイ感じ気」 だ、そうです。
どこ見てんでしょうね。

さて、最後の最後に、このバブリシャスシトラスソーダ味を一個ばかり噛み噛みしまして〜・・・
かぁ〜んせぇ〜〜い★
えぇ、皆まで言わなくても、もうお分かりですね?
その通り、口臭を防いでるんです。
たかがガムと侮る事無かれ、
実はこの男、小学生じゃあるまいし歯磨きが大嫌いでして
これを四六時中噛んでないと、吸ったら一瞬で昇天できるような毒ガス並みの匂いを発生させますので
ポケットに2セット以上常備は当たり前なんですよ。
ちなみに鞄には予備のガムが1セットあります。これは私がブッ込んどきました。
仮にもガムが切れ運悪く人様に話しかけられて御覧なさい、テロリストよろしく
大変な事になりますよ。


と、いう訳で・・・・・皆様、ここで何かご質問ありますか?
ああ、大変失礼致しました、お嬢様方、まだショックから立ち直ってないですよね?
・・・・そう、何を隠そうこの御柳芭唐、美形どころか、とんでもないイモ男だったんです。

ええ、見かけに惚れた私としては、初めてコレ知った時のショックと失望感って言ったら無いですよ。
もうホント、詐欺ですよ詐欺。

まぁ、アレですね。
覚悟もないのに人の素顔は安易に覗くなという教訓ですね。

ハハハ

 

 


それでは今日のトコロはここ迄!
皆さんごきげんよう。
あ、インテリジェンス天国がお送りしました。

 

 

【終】



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あとがき

かンなり前から途中で放置してた単品を、誕生日小説として上げてみました。

。いた。

2008/09/27 ←珍しく10/5に間に合いました…!w