※非道御柳健在中。性描写(御柳以外の絡み)・暴力的表現あり。苦手な方は回避にて…!

 


↓↓↓↓↓

 

 

 

「さて、誰からやる?」


程よく俺を犯し終えた御柳が、休憩がてら腰掛けたベッドから
部屋に集まった連中に声を掛けた。3人居る。
見覚えのある奴等ばかりで
この間のリンチや輪姦に混じっていた顔しか居ない。


「・・・、ぅ・・御・・柳・・・、、」


俺はもうこの場に居るのが嫌で嫌で仕方無くて、
さっきから必死に縋るように床から御柳を見上げているのに、
視線が合っても厭らしく口端を上げられるだけで、何の助け舟も無い。
でも、それはそうだろう。
だってこいつ等を呼んだのは、他でもない御柳だ。


「・・・あ、や・だ・・・・許し、、っ」
「ダメだ、許してやンね。言ったっしょ?躾直すって」
「ッヒ・・!」


這い蹲っている俺に冷たく言い放った御柳は
上体を起こす事すら儘ならない俺の腕を掴んでベッドまで引き摺り寄せ、
俺は御柳に背を向けた状態のまま、引っ張り上げられる。
何をするつもりなのかと身構える暇もなく、御柳は俺を開いた膝の上を跨らせ
連中に見せ付けるように大きく両膝を割って持ち上げた。
そんな事されたら、さっきまで強引に暴かれていた穴が丸見えで
恥ずかしさよりも恐ろしさの方がゾッと沸き立つ。
血と精液に塗れ腫れたソコを、舐めるように見つめる連中の視線が
一気に嗜虐的な色を湛えたからだ。
それこそ、いつかの華武校での輪姦を彷彿とさせる。
また、あの時のように、集団で寄って集って好き勝手されるのかと思うと
ジワジワと全身から冷や汗が滲み、おまけにガクガクと小刻みに震えまで来る。
それがまた男達の劣情を煽ったらしく
咽喉を鳴らした一人がベルトを外してズボンを下ろし
俺の方に歩いてきて膝をつくや、ヒクつくアナルに行き成り人差し指を突っ込んできた。


「・・・っう、ぁあ・・!!」
「、、スッゲ、もうこんなドロドロだ」


・・っく、そ・・!当たり前だ!
さっきの名残が乾いてもいないのに
男が感嘆したように言いながら、ぐちゃぐちゃと抜き差しを繰り返すから
中から御柳のザーメンが恐ろしいぐらい溢れ出してくる。
慣れない無骨な指が出入りする度、俺は凄まじい嫌悪に襲われ
顔を歪めつつ何とかして止めさせようと、男の顔面を蹴り上げたくて踠いたが
御柳が両膝裏に手を入れ、しっかりと左右に広げているから、ビクともしなかった。


「っ・・!、く・・・ッ・・離・・せ、!嫌だ・ァ・・・!」
「黙るっしょ」
「、、ん、っぅ」


足が使えないから引っ掻こうと手を上げると、上手く避けられ
俺の左膝から一度手を離した御柳が、顎を捕えグイと斜め後ろに向かせてから
開いた口を黙らせるかのように口付け舌を入れて来た。
こうなると俺はダメだ・・・。
応えないと舌を痛いほど噛まれる事を、嫌という程躯に覚え込まされていたから
抵抗をやめて必死に御柳の舌に自分の舌を絡ませる。


「・・・ン・・、んっ・・・ヒァ・・ッ」


そっちに気が逸れている間に、下の穴に指を二本入れ広げるように慣らしていた男が
指を一気に三本に増やし、探るように抜き差ししながら
行き成り俺の半勃ちの性器にしゃぶりついて来た。
生暖かい粘膜と唾液と生き物みたいな舌が、弱い括れや亀頭を熱心に攻めてくる。
そんな二重や三重の快楽に俺が耐えられる筈も無く
いつしか俺は腰を揺らしながら完全に勃起し、男に先走りを舐められつつ
昂った躯と思考で御柳にしがみ付き、送られて来る唾液を咽喉を鳴らして飲み込んだ。
室内に卑猥な水音が何層も篭もる。
そこにカチャカチャとベルトを外す音とジッパーを下げる音がしたから
たぶん残りの男二人がこの光景を見ながら、マスを掻こうとしているんだろう。


「おいおい、突っ込む前から出し過ぎて役に立たなくなるなよ?」
「ハハ!一回ぐらい余裕だって」


背中の御柳が一旦唇を離し、揶揄うように言うと
笑って答えた男達が、揃って手を動かし始める。
まるで順番待ちの暇つぶしのような様子を、俺はそれ以上見ていることが出来ず、目を閉じて顔を背けた。


「逃げンな。ちゃんと見てろや天国」
「・・・ぁ、・・・っ・・」
「悪いコトしたお前への、オレの愛溢るる躾だぜ・・?」


耳の穴に舌先を突っ込みながら、低く囁いた御柳にゾクリと煽られると
俺の股間を舐め回していた男が漸く口を離し
穴を弄りまくっていた指を引き抜いて、代わりに手コキで勃起させていた牡を
早急に捩じり込んできた衝撃に、涙を流して仰け反った。




――――――――――――

 


そうして、代わる代わる犯され続け、集まった連中が一巡した頃には
夕方になり、窓の外から橙色の光がカーテン越しに部屋を染めていた。
俺は放心したようにそれを眺め、細く呼吸を繰り返す。
体力なんて疾うに限界を超えていた。
正気なのかどうかも判らない。

御柳は一旦シャワーを浴びに行って、部屋に居なかった。


「なぁ、オレさぁ、今ちょうどピアッサー持ってンだけど、コイツに開けねェ?」
「おー、いいじゃん。どこ開ける?」
「耳・・・じゃ面白くねーな・・・唇とか?」
「ソレ、決ーまり」


始めは連中の会話を無視していたが、「即行ね、ソッコー」という金髪の男に唇を撫でられ
まさか本気なのかと跳ね起きる前に、残りの二人に手と足を押さえ付けられる。
信じられない、コイツら御柳が居ない間に、俺にピアスホール開けるつもりだ・・!
そんな事されたら、御柳の許しも無いのに、絶対、殺される!!


「っ、やめ・・!退けろ!離せ・・!嫌だっつってんだろ・・・っ!!」
「大人しくしてろって、オイ、ちゃんと暴れないよう押さえとけよ」


この中でもリーダー格らしい金髪の男が二人に命令し
俺の下唇を抓んで引っ張り、プラスチック製のピアッサーの針を宛がう。

・・・畜生!逃げらンねぇ・・っ
このままじゃ・・・・俺・・・っ・・!


「ハイ、ストーップ、そこまでなお前ら」


と今まさに針が皮膚を貫こうとした時、ドアの方から御柳の声がして
愕いてそっちを向くと、同じく御柳の方を振り返った男達が、引き攣ったように固まった。

俺でも判る。

御柳は、キレていた。


「、あ・・その、御柳?これは別に、お前のモノ横取りしようとか、そんなんじゃ、、」
「っセェよ、黙れ」


何時間か前の俺と全く同じに、連中の言い訳をピシャリと遮った御柳は
いっそ遅いと思える程にゆっくりと部屋に入り、こっちに向かって歩いて来る。
するとやっぱり、さっきの俺と同じように、男達が尻餅をついて後ろに後退って行く。
その顔にはハッキリと、怯えの表情が浮かんでいた。


「ナニ逃げてンよ?ンな疚しい事しようとした自覚あんだ?」
「っいや、別に、そんな事は・・っ」
「指、出しな。人差し指でも中指でも、好きな指でいい」
「・・!」


その一言に、どんな力があったのか、男達の顔が、今度は恐怖で凍りつく。
俺には一体御柳が何をしたいのか判らない。
息を呑んで成り行きを窺っていると、観念したように二人の男がそれぞれ左手の小指を差し出し
続けて金髪の男も、左手の人差し指を差し出す。
よく見ると、そいつの小指には真新しい包帯が巻かれていた。


「今度オレが見てねぇ内に勝手しやがったら、殺すぜ?オマエら」


徐に、一人目の男の左手の小指を掴んだ御柳が、切れ長い目をゆるりと細め
次の瞬間、グキリと嫌な音がした。
何の音なのか、その手元を見ると、信じられない事に
男の小指が逆方向に向かって呆気ない程簡単に捩じ曲がっている。
途端に、押し殺した悲鳴が上がった。
ギョッとした俺は目を見開き、左手を抱えて蹲る男を凝視するが
続けて御柳が二人目の男の左の小指を掴んだので、慌ててそっちを見遣るも
その時には既に、最初と同じ「グキッ」という鈍い音が聞こえていた。


「・・・、お、おい・・!」


それは見間違いでも何でもなく、御柳が二人の指をへし折ったのだ。
俺は漸く事の重大さと異様さに気付き、慌てて御柳の背中に制止の声を掛けたが
御柳はこっちを振り返りもせずに俺を無視すると
最後に、金髪の男の左手の人差し指と右手の薬指を掴んで
それぞれボキリと反対の方に折ってしまった。


「あ、ぅあ゛ああぁ!!!!そ、んな・・!右、まで・・!痛ぇええ・・ッッ!!」


絶叫し床を転げ回る金髪の男を、御柳は冷淡な表情で見下ろし
鬱陶しそうに蹴り上げると、「行け」と残り二人に短く命令する。
弾かれたように二人は立ち上がり、のた打ち回る金髪の男を支えながら連れ立つと
そそくさと御柳のマンションから出て行った。
それから御柳は、床に落ちていたピアッサーを目に留めると
眉間に皺を寄せ、手を伸ばして拾い上げるなり、ベッド脇のゴミ箱へバサリと投げ入れる。

俺はその一部始終を、ただ呆けたように見届けていた。

 

「天国、一つ言っとく」
「・・・っぁ、」

 

「お前はオレのモンだ」

 

だから好きにしていいのはオレ一人だと
そんな、独占欲めいた激情に、僅かに身震いした俺は
一体何を期待してしまったのだろうか。

 

 

『たかが #5:怒りで』

 

 

錯覚しそうになる。

 

 


【6へ続く】


ミスフル小説一覧へ戻る




アトガキ

ひょっとして進展…?

2008/09/15  。いた。