※若干の排泄描写あり。苦手な方はご注意を。

 

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「・・・・ぅ、、」

週が明け、月曜。
学校が始まり、ようやく悪夢のような御柳との週末から解放されると安心する。
なんて考えは甘かったのだと、二時限目の授業を終えた所で、骨身にまで痛感。
「今日一日、出すな」と言われ、今朝方尻の穴に大量のローションをぶち込まれたのを
現在進行形で必死になって我慢している。

いつまでそんな事を、とか
さっさと出してしまえばいい、とか
莫迦か、
とか思われるかも知れないが、御柳に「やれ」と言われた事は
絶対に従わないと、後が怖い。

だから俺は30人居るクラスの中で、一人授業そっちのけで後ろの穴からローションが
漏れてないかと引っ切り無しに気にしながら、尻に力を入れて硬いイスに座っている。

「…っく、」

最初の内は結構大丈夫だったのに、時間が経てば経つほど
そうも言ってられなくなって来て
今は少しの身動きでもすれば、ジワリと漏れてしまいそうで怖い。
早く学校終ってくれと、時計ばかりを睨んで冷汗を流す。

(…まだ、まだ大丈夫……このまま何事もなけりゃ…っ)

しかし世の中そう上手くは行かない。
こういう時に限って腹が痛くなってくる。

「……あ…、ヤバ、、」

朝は何も食べてない筈なのに
まさか溜め込んでいるローションの所為だろうか。
何にせよ、ゴロゴロと音を立てて具合の悪くなってくる腹が
いよいよ本格的な痛みを訴え出したから
とてもじゃないけど授業なんて受けられる状態ではなくなって。
あまりに顔色が悪かったのか、自分で言うより先に
先生から「保健室で休め」と言われ、不幸中の幸いと、喜んで教室を出た。
が、それが悪かった。
長い廊下の半ば、尻に濡れた感触があり、「しまった…!」と後悔。
今までは座っていたから何とか耐えられていたのに
立って歩いたその僅かな刺激で、少し、漏れたかも知れない。
もう俺は、そっから動けなくなって、一人で泣きそうになりながら莫迦みたく突っ立つ。
こんな歳になって学校の廊下のど真ん中で、大でも小でもない粗相がバレようものなら
その日の内にいい嗤い者だ。

「っ…う、く…ッ、、」

窮地に陥った俺は、保健室には行かずに
そのまますぐ近くのトイレに忍び入って、奥の個室に閉じこもり鍵を掛けた。
そしたらもう、我慢なんかできなくて
トイレについたという安心感も手伝い、急いでズボンを下ろした途端
トロトロのローションが、透明な雫となって音も無く出て行く。
そしてそのすぐ後に、差し迫ってくる別の体積が、勢い良く吐き出された。
明らかに水っぽい。
下痢だ…

「、、チクショ…ッ」

流れ出ていくモノと同時に、マジで涙が出てきて
俺はどうしようもない遣る瀬無さと情けなさに押し潰され
必死にトイレの中で嗚咽を噛み殺した。

 

――――――――――――――――――

 

「……ただいま…」

結局、腹を壊し、学校から早退して、家に帰ってきた。
もちろん親はまだ仕事だから居ない。
俺一人だ。
だからと言ってする事がある訳でもなく、それよりも薬を飲んで早く寝てしまいたかったから
適当に下痢に効く薬を飲み干し、ぐったりと二階へ上がり
自分の部屋に入ってすぐ荷物を投げ、柔らかいベッドに慎重に潜り込んだ。

「…クソ、……情けねぇ…」

学校生活始まって以来、初めて早退なんてしてしまい
しかもその理由が下痢なんていう、実に情けないもので
この間の強制的なズル休みとは違い、精神的ダメージも大きい。
俺は溜息をつき、躯の力を抜いた。

「………」

暫く、目を閉じてじっとしていたけど、中々眠れず
逆にしっかりと目が冴え、今度はだんだん不安が湧き上がってきた。
俺は御柳に「出すな」と言われたモノを、あっさりと全て吐き出してしまったのだ
もし、バレたら、俺は一体どうなる…?

「ッ!!」

そこまで考えると、今まで経験した恐ろしいお仕置きとか
もしかしたらもっと酷い事をされるのかも知れないという妄想ばかりが膨らみ
終いに俺は、布団の中でガタガタと震え出す。

「っ……どう、しよう…!」

どうやったらバレなくて済む?!
どうやったら無傷で居られる?!

何か方法は無いのかと、焦りつつ時計を見れば
御柳との約束の時間まで、あと3時間と少し、、

「…も、こうするしかねぇ……!」

居ても立ってもいられず、俺はベッドから跳ね起き
たった一つ思いついた方法をすぐにでも実行するべく
引き出しに隠していた自前のローションボトルを引っ掴む。(俺だって男だ、それぐらい持ってる)
それから、一人とは言え、念の為にしっかりと部屋のドアに鍵をかけベッドまで戻り
自分でも恥ずかしいが、ズボンと下着を下ろしてマットレスの上にうつ伏せになり腰を上げ
持っていたボトルから、トロリと微温い中身を指に取り
普段は前につけるソレを、後ろの見えない肛門に手探りで塗りたくっていく。

「…っ、……ぅ、、」

自分で何やってんだと後悔しながらも、たった一人の男の為に
俺は覚悟を決めて息を呑み、中指を自分の尻の穴に突き立てた。

「ック、、あ…!」

ローションの助けがあるとは言え、いつもの異物感に身震いし
数回呼吸を繰り返し落ち着いてから、普段やられているのを真似て指を動かしてみる。
静かな室内にグチグチと卑猥な音が篭もり、顔から湯気が出そうだった。
しかしここで挫けてはダメだと、俺は唇を噛んで手の動きを続ける。

「……ん、っ」

次第に穴は解れ、いつも御柳がやっているように、俺は二本目の指を追加した。
ものすごくキツイ…
でもやらないと……
馴染んできた二本の指を躊躇いがちに引き抜き、ズブとまた入れる。
それを繰り返しながら、何度か指を左右に広げると
小さく空気の入る音がして、充分な隙間ができた。

「…ッく…!」

俺はすかさずローションボトルの頭を穴に突っ込み
力いっぱい握り込んで、中身を体内に注ぎ込む。
一気に粘り気のある液体で中が満たされ、全身がゾクゾクと震え上がった。

「……あ…、入っ…た……」

こうすれば、きっと御柳にはバレない筈だ。
だってちゃんと元通りにローションを入れたし、後はコレを御柳と会うまで漏らさなければいい。
完璧だ。
そう自分に言い聞かせながら、ゆっくりと躯を起こそうとして、俺はある異変に気付く。

「、、ウソだろ」

たったアレだけの行為で、性器が反応していた。
無視できない熱を持ち、タチの悪いことに、おさまりそうにない。
そんな自分自身の躯の変化に戸惑いつつも、とりあえず兆しを見せる股間に手を伸ばす。

「…っう、ッ」

握りこむと、気持ちが良くて
しかもローションを使っていた所為で、ちょうど掌は濡れている。
気付いた時には、既に俺はペニスを扱き始めていた。

「…っ、ぁっ…ぅ、、」

気のせいか、今までやっていた自慰より
早く自身が追い上がっていっているような気がする。
まだ簡単にしか扱いていないのに、もうドクドクと脈打ち、限界まで張り詰めて
試しに亀頭を弄ると、身震いするような快楽が突き抜ける。

「あっ…!あ…っ、、なん…で……ッ」

もしかして、御柳に散々嬲られる内に、感じ易くなってしまったんだろうか…
そう思い当たる頃には、俺の性器の先からは、透明な先走りが糸を引いていて。
途端に火がつき、自分でも愕く程、がむしゃらに右手を動かしていた。

「、ッン…ふ…っ……! くっ…、」

でも、そろそろイキそうだという感じはするのに
どう扱いても、弾けるとまではいかない。
普段の自慰なら、とっくに射精している。
もどかしくなって、自然に手が、御柳の手淫を思い出すように真似ていた。

「…ッヒ!、あぁ…!っっあ」

右手でただ単調に扱くだけだった動作を、縊るように強く緩急をつけ
それから空いた左手で張った睾丸を握り込み、痛みが走るぐらいに揉みしだく。
すると、何でこれが気持ちいいのか、ビクンビクンと性器が悶えるように跳ね。
俺はヘタッたように両肩と方頬をベッドに押し付けながら、半開きの口から喘ぎ声と唾液を漏らし
どうやったら精を解放できるのかだけを考え、夢中になって自慰に耽った。
こうなったら止まらない。

「んっ、んっ、、 ぅう…っ…、あッ、!」

指で作った輪で雁首の括れを細かく刺激しながら
反対の指の腹で尿道を撫で回すと、ゾクゾクと急激に昂って
あっと言う間に奥から迫り上がってきた質量が
ビュルと勢い良く飛び散り、シーツと手を白く汚した。

「…っは、ぁ、、はぁ……」

独特の解放感を感じながら、荒く呼吸を繰り返し、余韻に浸る。
久しぶりに自慰をしたが、こんなにも我を忘れるとは思わなかった。
ぼぅっとした気怠い思考のまま、後処理をしようとティッシュに手を伸ばしかけ
しかし途中で止まる。

「っな、、 ど、しよ……まだ、、、ッ」

信じられない、一度射精した筈なのに
火照った躯は収まるどころか、疼くようにジンジンと熱を上げている。
俺は少しばかり迷った後、恐る恐る尻の穴に手を伸ばした。

「……う…っ」

触れた瞬間、まるで強請っているようにヒクついていたソコに
指先がヌルリと食い込む。
ローションの所為だ。
俺はさっきと同じように、一気に中指を突っ込んだ。

「っつ、ぁ…!」

まるで固まってないゼリーに指先を差し入れたのと同じで
大量のローションが体温で溶けきっているのを、指全体で感じる。
それが隙間から溢れ出てダラダラと太腿を伝うと、あぁ、我慢できなかった。

「あ…っ、あ、 ッン!」

蕩ける尻の穴を乱暴に掻き回し、物足りないとばかりに収縮する肉襞へ
すぐに二本目の指も突っ込む。
呆気なく根元まで収まった自分の指を、衝動に任せて抜き差しすると
ぐちゃぐちゃと大きな水音が卑猥で、同時に中を擦り上げる摩擦がどうしようもなく心地いい。
いつもこんな所に御柳が指を突っ込んだり、ペニスを捻じ込んでいるのだと思うと
とてつもなく恥ずかしかったけど、行為を止めることが出来ない。
逆に一層貪欲になった欲望が、俺から理性を奪い去り
手近にあった掌に少し余るぐらいの細長いヘアスプレー缶を掴み取って
二本の指の代わりに、熱く解れ切った穴に捻じ込んでいた。

「ヒッ…!ひぃあ…っ!、あぐ…っっ」
 
いきなり冷たい体積が中をピッチリと満たし、今更のように引き戻された理性が慄くが
躯は先走っていて、うねる肉壁が無機質なスプレー缶を誘い込むように食む。
つられるように右手をゆっくりと前後に動かすと
ぐちゅ・ぬぷ、と厭らしい音がして
何日か前に味わわされた男性器型のバイブを思い出す。
あの時の責め苦の悪辣さは言うまでもないが、反面、どうしようもない程の苛烈な快楽を
身をもって覚えていた俺は、それを求めるかのように手の動きを激しくした。

「あっ!あぁッ、ンぅう…!!」

前後に、それから時々左右に、引き抜いて一気に深く。
御柳がやったのと全く同じように自分の尻の穴を攻め立てていると
ちょうど角度を深くして捻じ込んだ時、偶然泣き所にクリーンヒットし
仰け反ってガクガクと快感に打ち震える。

…ッあ、あぁ、、もっと…!

味を占めてソコばかりを狙って硬いスプレー缶を突き入れると
堪らなく気持ちがよかった。

「んぁっは! あァ…ッ、はひっ…!」

規則的に喚起される射精感に促され、勃起し直していた性器を反対の手で握り締め
拙く扱き始めると、快楽は何倍にもなって全身に走る。
身悶えしつつ、どちらの手も滅茶苦茶に動かしていると
俺はいつの間にか二度目をドクドクと射精していて…
それでも、ベッドの上で尻を突き出した体勢のままで両手を動かし続け
知らずに腰まで揺らしながら、いつまでもダラダラと自慰を繰り返した。

 

「……あ…、ぁ、、 ふ……っ」

漸く満足した頃には、べっとりと手や太腿、シーツに飛び散っている白濁の量が尋常じゃなく
暫く俺は呆然となった。
まさかここまでしてしまうとは…
明らかに度が過ぎたマスターベーション。否、それ以上の自涜行為。
深い自己嫌悪を感じながら、すっかり溢れてしまっていたローションを
新しくもう一度穴に注ぎ直し、ノロノロと片付けをして服を着替えていると
カバンに入れた儘だった携帯の着信音が鳴る。

「!」

まさかと思いつつも急いで携帯を取り出して画面を開くと
『御柳』の文字が表示されていて愕く。
だってそんな筈は無い、約束の時間まで、まだ2時間はあるのに…
とにもかくにも、切れる前に通話ボタンを押した。

「…も、もしもし、、」
『出るの遅っせェよ』
「ご、ごめん」
『今から来れるな?』
「…え…?でも、」
『この電話に出たって事は、今、学校じゃないっしょ』
「…!」
『オレも午後の授業カッタリぃからフケた。ンで暇んなった。言いてェ事ワカル?』
「……すぐ行く…」

察しがつき、応えると、通話はブツリと切られた。
俺は細く息を吐き、怠い躯を何とか立ち上がらせ
せめて今日は泊まることがないようにと、最低限の荷物だけ持って部屋を出る。
階段を降りて、台所に差し掛かった所で一度立ち止まり
「もしも」の事を考えて、書置きだけ残し玄関へ。

「…行って来ます」

折角入れ直したローションが漏れないよう気をつけながら、
(万が一にもまた漏らしてしまったら、証拠隠滅した苦労が水の泡だ。
 それに、その隠蔽自体がバレた時が、一番恐い…うまく隠さないと)
家を出て鍵を閉め、慎重に御柳の家へ向かう。


 

『たかが #6:隠し事で』


 

いつもより数段、気が重かった。

 

 

【7へ続く】


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アトガキ

コンセプトは濃厚な一人エッチ。いつの間にやら開発されてる自分の躯に愕けばイイよ。笑

2008/11/03  。いた。